モリジュンヤ
このマガジンでは生活や仕事、社会をより良くするためのデザインやテクノロジーについてまとめていきます。
自然や文化、社会などさまざまなものからヒントを得ながら、それらにも価値を還元する経営に取り組むための思考や実践の記録です。
編集の新しい可能性を深化、探索における思索をまとめていきます。
インクワイアが活動を通じて学んだ知識を集約・共有し、「ナレッジシェア」を行うマガジン。
編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。
ブラジルでは一ヶ月ほど前から旧Twitter(X)が全面的に停止されて、1カ月が過ぎました。ブラジルでは、2022年の大統領選挙以降、Xがフェイクニュースやヘイトスピーチの温床となっていると批判されてきました。 これまでにもブラジルの最高裁はXに対して、特定のアカウントのブロックや違法コンテンツの削除などを繰り返し命じてきましたが、イーロン・マスクは裁判所の命令に従わず、今回の停止命令に至りました。 市場調査会社E marketerの調査によると、2024年のブラジルにお
コラボレーションしながらデザインをするためのツールとして世界で利用されている「Figma」から、2024年6月にスライドをデザインするプロダクト「Figma Slides」がリリースされました。ホワイトボードとしてつかえるプロダクト「FigJam」に続き、Figmaの機能特化のプロダクトですね。 Figmaをデザインツールとして日常的に利用する人は、そのままFigmaでスライドを作成していましたが、使い慣れていない人にとっては少しハードルがある状態でした。スライドデザインに
FacebookやInstagram、Threadsを運営するMetaが日本でも第三者ファクトチェックプログラムを開始すると発表しました。2016年に開始して以来、Metaのファクトチェックプログラムは、世界60以上の言語で活動する約100の団体に拡大しています。 このプログラムでは、独立したファクトチェッカーが、一次情報源へのインタビュー、公開データの調査、写真や動画などのメディアの分析を含む独自の記事を通じて、情報の正確性を審査、評価しています。 日本における、第三者
デジタル庁が総務省と協力して、自治体のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の取組状況を可視化するダッシュボードを公開していました。 総務省が策定している自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画では、自治体におけるDXの推進体制の構築のために必要な取組や、重点的に取り組むべき事項をまとめています。このダッシュボードは、事項ごとの取り組み状況を可視化しているというもの。 例えば、都道府県のDX進捗状況_都道府県比較を見てみると、以下のようになります。こち
「人に変化を、世界に想像力を」をミッションに掲げるメディアカンパニーCINRA, Inc.が代表を交代し、株式を株式会社WOWOWコミュニケーションズに譲渡することが発表されました。同社の次の挑戦を心から応援します。 CINRAさんとは規模は大いに違えど、自分もメディアを運営する人間として、メディアやクリエイティブを生業とする会社を経営する人間として、今回のニュースはいろいろと考えることがありました。 メディアは継続することで価値が生まれますが、継続させることは非常に困難
自身が経営しているinquireという会社の名前は、「問い」からつけました。インタビューをすることや、文章を書くこと、企画をつくることなどは、それ自体「問い」であり、「問い」によってつくられるものだと考えたからです。以来、会社を運営しながら、問いについていろいろと考えてきました。 問いと同じ重要度にはなりませんが、コンテンツづくりに関わる人間としては「ソート・リーダーシップ」という概念も、関心を持ってきたテーマです。ソート・リーダーシップについて語られる際、その説明は統一さ
今夜もsoarの講座「“私たち”が可能性を開くチームであるための知恵を学ぶ」のセッションでした。今日のセッションテーマは、「私たちが“痛み”とともにいることで始まる可能性」。藤村隆さんにゲストとしてお越しいただき、リーダーが向き合う痛みについてお話を伺いました。 藤村さんは、2013年から社会的な課題の解決に取り組む革新的な事業に対して、資金の提供と、パートナーによる経営支援「ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京」に事業統括として参画、2017年6月から2021年6月まで
インクワイアでは、コンテンツの戦略立案やディレクション、マネジメントなどのサポートを行っています。特に、BtoBにおけるコンテンツづくりが多く、今回はBtoB領域におけるコンテンツの価値について書いてみます。 BtoBと一口に表現しても、ビジネスは多様です。インクワイアが支援するのはSaaSをはじめとするソフトウェアや、いまはまだ形になっていない新しいテクノロジーやソリューションなどに関するコンテンツづくりです。 こうしたビジネスは、扱う商材が物理的に存在せず、触れること
「情報収集」「情報共有」「エンゲージメント」のフレームワークで、対話を通してフォロワーとの信頼関係を深め、目標を達成するリーダー像を紹介したシャーリーン・リー氏による『エンゲージド・リーダー ― デジタル変革期の「戦略的につながる」技術 』という書籍があります。 同書では、GE会長、IBM社長、シスコ会長などの経営者が、なぜソーシャルメディアに時間をかけているのか、いかにステークホルダーと関係を構築しているかのヒントが書かれていました。この書籍の日本版が発売されたのはまさに
コンテンツを分類する考え方はいくつかあり、それらの考え方を切り替えながら、コンテンツの検討に役立てます。コンテンツを考える際によく用いる考え方が、「フロー」と「ストック」に分類するというもの。 たとえば、フローはトレンドのレビュー記事、最新ニュースの解説、イベントのライブ実況など。ストックは、ハウツー記事、ベストプラクティス、FAQなどがコンテンツの種類としては該当すると考えられます。 フロー型コンテンツは、リアルタイム性や時事性が強いコンテンツです。トレンドやニュース、
プロトタイピングは、何かを作るときに「いきなり完璧なものを目指すのではなく、まずはざっくりした形を作ってみて、それをもとに修正や改善を重ねていこう」というアプローチです。 プロトタイプをつくることで、出来上がりのイメージがつかみやすくなったり、見落としていたポイントが早い段階で見つかったりします。関係者の認識を揃えながら、改善をどんどん行っていくために、プロトタイプを作ることは重要です。 ビジネスにおけるライティングを実施する際にも同様に「プロトタイピング」は重要だと考え
人には過去に計画どおりに進まずに失敗した経験が繰り返し起きても新たな計画を立てる際に楽観的な予測をする「計画錯誤」や、特に根拠がないにもかかわらず大丈夫だと考える「楽観性バイアス」といった認知のバイアスが働きます。 1本の原稿を書き上げるというタスクにおいては、こうしたバイアスが他のタスク以上に働きやすく、作業時間の見積がブレやすいと考えています。作業時間の見積ができなければ、設定された〆切に間に合うかどうかを検討することもできません。 時折、1本の原稿を書くのみであれば
取材がつまらないと、原稿もつまらなくなるたまに「取材がつまらなくても、書くときに面白くできるだろう」と思っている人がいますが、それは難しいことです。 つまらない取材であれば、それなりのコンテンツにしかならない。 残酷な言い方ですが、面白くない文章ができあがったらそれは話の内容自体が面白くなかったということ。よって、取材する側がやるべきことは面白い話が出てくるまで粘って取材を続けることです。 今回のnoteでは、僕が取材のときに大切にしていることを紹介します。 取材の前
ワタナベさんです。 【見られ方が変わるだけで人生が変わる】 をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して10,000人以上の店舗経営者や個人事業主に提供しています。 たまに文章の書き方的な内容をお伝えさせていただくのですが、今回は 「中毒性のある文章の書き方」 について書いてみたいと思います。 いい文章を作りたいと思ったら、ペルソナを理解しニーズを提供していくみたいなことになると思います。 ペルソナ
「ライターとは何か」を考える ライターって、なんでも屋さん。 人の手配、編集作業、校正もやって、アポ電話入れて、カメラマンのディレクションや、デザイン入稿もやったり。 クライアントと相談していたらマーケティングっぽいこともガンガン聞かれる。知らんし。とは言えないのでそれなりに頑張って答えもする。 いい店知らない? って聞かれたり。 入場料いくらがいいと思う? って質問されたり。 マニュアルはなかった 自分が組織に所属しているときでさえ、表記のためのマニュアルはあっ
編集さんからのフィードバック 以前納品した原稿を流し込んだ、校正ゲラが送られてきました。 私が納品した状態から、テキストに随分と手が入っていて、とてもよく仕上がっていたのです。 原稿にインタビュー全体の要約を添付しておいたので。それをベースに情報を足したり引いたりして調整してくださっていた。 メールには「勝手に触ってすみません」とありましたが。 むしろ、完成させられないまま納品してすみません、です。 そもそもフィードバックはストレスフル 原稿の戻しは、何はなくと