モリジュンヤ

編集家、マネジメントエディター。岐阜県出身。個人、組織、社会の変容のために、経営、技術…

モリジュンヤ

編集家、マネジメントエディター。岐阜県出身。個人、組織、社会の変容のために、経営、技術、デザイン、文化、環境など多様な領域を横断的に探究しつつ、活動しています。広義の編集の臨床と研究。インクワイア代表、IDENTITY 共同創業者、NPO法人soar副代表。

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    編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。

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    編集するクリエイティブカンパニー、インクワイアについてのお知らせや活動内容、メンバーによるコラムなどをまとめたオープン社報です。 URL: https://inquire.co.jp/

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#編集 #ライター 記事まとめ

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【山門文治式】ホントに捗るライティング・後半

副業に興味があって、ライターとして月に10万円でも稼ぐことができれば、もっと生活が安定するだろうなぁ。 でも、ライターになるためには特別な技術を学ぶ必要があるから、それを学ぶのが面倒くさくて結局後回しにしてしまっている。 そんなライター志望さんが読んだら、役立つ内容を書く。 そのため、かなりの初学者に向けた内容になるため、中級者や上級者には、少々退屈な内容になってしまうかもしれない。 だが、基礎固めこそ上達の最短ルートだと思うので、ぜひ読んで「復習」のために活用してほしい。

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筆が乗らないときに行いたい「フリーライティング」

こんにちは。こもくです。 noteで記事を執筆していると、 ということが度々あります。 何かよい方法はないかなと思って書店を巡っていると、次の一冊に出会いました。 本書籍の中で、書くことに関してのエクササイズとして、フリーライティングというものが勧められていました。 ■フリーライティングとはフリーライティング(free writing)とは、文字通り「自由に書くこと」です。 思いついたことを、思いついたままに書き綴っていきます。 作家さんが本を書く前のウォーミ

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この時代に「本を書く」ということが何を意味するのか

4/24(水)に『弱者男性1500万人時代』が発売されます。これで、紙の本では6冊書いたことになります。ライターを目指す方からは、紙の本を出すことがキラキラ印税生活の始まりと思われることが多いのですが、実際には全くそんなことはありません。 本を書くよりもnoteでファンを作った方が食べられるまず、多くの本は4,000~5,000冊が「初版」として出版されます。メジャー分野でこのくらいで、もっとマイナーな本を書くと、下手すれば初版500部なんてこともあります。 仮に本1冊が

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『初心者Webライターのよくある悩み』をまとめてみた

どうも、Webライターをしているひがしです。 今回は「初心者Webライターのよくある悩み」をまとめてみました。 よくある悩みは、以前クラウドワークスで集計したアンケートを基に作成しています。 各悩みに対する回答を用意してあります。 あなたの悩みの解決につながるかもしれないので、続きを読んでチェックしてみてください! ※目次をクリックすると、気になる悩みにジャンプできます。 単価に関する悩み 文字単価0.1円以下の仕事は応募しないほうがいいでしょうか? そうです

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インクワイアのオープン社内報

編集するクリエイティブカンパニー、インクワイアについてのお知らせや活動内容、メンバーによるコラムなどをまとめたオープン社報です。 URL: https://inquire.co.jp/

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領域横断型デザインの祭典『Featured Projects 2024』を5月24日(金) - 5月26日(日) の3日間開催します

株式会社インクワイアは、領域横断型のデザインの祭典「Featured Projects 2024(フィーチャード・プロジェクツ 2024)」を今年も開催します。 約4800名のクリエイターが集ったイベントの開催期間を2日間から3日間に増やすなど、開催規模を拡大。2024年5月24日(金) - 5月26日(日) の3日間にわたって、今年もコクヨ株式会社東京品川オフィス『THE CAMPUS』をお借りして開催します。 2024年3月14日に「Featured Projects

ゼブラ企業や実践者を集めたカンファレンス『ZEBRAHOOD 2024』にメディアパートナーとして参加

インクワイアは、株式会社Zebras and Companyと、ZEBRAHOOD2024実行委員会が、2024年6月21日に下北沢の街中各所にて開催するゼブラ企業や実践者を集めたカンファレンス『ZEBRAHOOD 2024』のメディアパートナーとして参加します。 『ZEBRAHOOD 2024』では、トークセッションのほか、下北沢各地でイベントを展開。ワークショップ、マルシェ&ショーケース、サイドイベントに関する情報は、順次イベント特設サイトで更新されていきます。 イン

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特定多数向けのメディアと、資産としてのコンテンツ

インクワイアでは、さまざまなメディアに関わっていますが、一貫しているのが「コミュニティメディア」とも言えるサイズだということ。これは会社を創業する前、自分がフリーランスだった頃から変わっていません。 メディアとコミュニティ小林弘人さんは著書『新世紀メディア論』において、メディアビジネスの未来について語るなかで、コミュニティ創出の重要性について触れていました。元々、雑誌やラジオといったメディアはコミュニティとセットで存在していましたが、インターネットの浸透やSNSの普及によっ

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インクワイアの仕事をまとめてみました

最近のインクワイアの活動をまとめつつ、どんな仕事の相談ができるのかをまとめました。ちょっと長いですが、お時間ある際にご覧ください。 インクワイアの活動の全体像インクワイアは、社会変容の触媒となることを目指して活動を続けています。様々な活動を行っていますが、大きく以下の3つに分けられます。 inquire.jp inquire Studio inquire Lab それぞれ、順番にどのような活動をしているのかを紹介していきます。 inquire.jp|オルタナティブ

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編集デザインのナレッジライブラリ

メディアやコンテンツに関するナレッジを発信するマガジン。

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コンテンツづくりの変数を捉えて成長のための課題を設定する

製造業においては、「QCD」と呼ばれる大事な要素が存在します。QCDとは、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字を並べたもの。 4年以上前ですが、ferretにこんな記事を書きました。メディア運営やコンテンツ開発も、製造に関するナレッジから学べることが多々あります。 コンテンツ開発の変数QCDというわけではありませんが、コンテンツ開発のスキルを分解する際に以下のように分けられます。 質=Quality 速さ=Speed 量=Qu

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メディアとデザインリサーチの掛け算

2023年5月27日に「SPREAD」をテーマに開催された「RESEARCH Conference 2023」の『デザイン・スルー・メディア』と題したセッションのレポートをinquire.jpに掲載しました。 メディアとリサーチの組み合わせについては以前から可能性を感じており、このセッション内で語られた考え方は共感しました。 メディアを用いることでリサーチに寄与できる部分は多々あると思います。それはアウトプットをつくるプロセスに光をあて、価値に変えるアプローチとも言えます

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オフラインとオンラインを混ぜてイベントを編集する

GW、みなさんはいかがでした?鉄道も飛行機もコロナ前の混雑具合に戻ったようですね。 WHOもコロナの緊急事態宣言の終了を発表しており、名実共にアフターコロナへと突入していきそうです。 GW前から、少しずつオフラインのイベントや新しいスペースのオープンの知らせが届くようになってきています。 実際に足を運んでみると、オフラインだからこその情報量や偶然性などを発見する機会も多く、しばらくオフラインへの揺り戻しが発生しそうです。 場を編集することについては4年ほど前にもnot

企業における知の編集

インクワイアは、自分たちでメディアをつくって運営する活動と、企業のニーズに合わせてオウンドメディアの設計や立ち上げ、運営伴走を仕事にしています。 メディアは継続して運営し、改善を重ねていくことが重要なのですが、そのためには重要なポイントに集中できるよう、体制やワークフロー、ガイドラインなど、様々な要素の整理が大切になります。 継続のために最も重要なのが、発信するためのネタな尽きないこと。自社の実践からの学びや、手がけたリリースの背景、業界や産業の未来に対する見通しなど、様

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コンテンツ感想ログ

本、映画、アニメ、マンガなどの覚書。体験したもののメモのようなものです。

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  • 26本

「自己検閲」を外すライティングプロセス

書籍『自分の「声」で書く技術――自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける』を読みました。この書籍のなかで紹介されていたライティングプロセスを経てみようと思い、書籍の感想ログを書いてみました。 「文章を書く」「ライティング」という行為について考える。この言葉は人によって抱くイメージが異なる。「何を書くのか」によって違うのだ。そのため、ライティングについて悩みや課題を抱えているとして、その解決につながるものが何になるかは異なってくる。 クライアントの依頼を受けて、目的を達成

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「真実」という不確かなもの

2023年のカンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞した映画『落下の解剖学』を観ました。あらすじはこんな感じの作品。 前情報ほとんどなしで観に行ったのですが、最後まで飽きることなく作品に惹き込まれていました。 人は世界をそのまま認識できるわけではないので、「真実」とはなにかを明確にするのは非常に困難ですよね。事象があり、その事象をどう観測したか、それをどう解釈したか、どう記憶したか、解釈や記憶を他者にどう伝えたか。同じ事象に触れたとしても、解釈や記憶が異なっていることがほと

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哲学、パラドックス、システムを思考する

日本で哲学コンサルティングを提供しているクロス・フィロソフィーズ株式会社代表の著者による『哲学思考』を読みました。 以前の『哲学シンキング』と比べると、より哲学をビジネスにどう活きるのかに焦点をあてた内容でした。 『哲学思考』では、非合理なことも視野に入れた上で「なぜ」を問うこと、倫理的にジレンマが生じる場面で「どうすべきか」を問うことなど、ビジネスにおいて重要度が増している事象に対して、哲学的に思考することが有用であると述べられています。 個人的には以下の内容は共感で

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忘れないために文章を書く

松浦弥太郎さんの著書『エッセイストのように生きる』を読みました。 同書の中では、「エッセイとはパーソナルな心の様子を描いた文章であり、エッセイを書くことは生きる指針を作ることであり、一つの生き方の提唱でもある」としています。 個人的に一番、心に残ったのは「忘れたくないことがあるから」という松浦さんの書く理由です。毎日、毎時、なにかを感じ、考えながら過ごしているはず。それを書き留めておかなければ、すぐに忘れていってしまいます。 忘れないために、自分の考えたこと、感じたこと

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現代編集論

編集の新しい可能性を深化、探索における思索をまとめていきます。

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  • 89本

自然・文化・歴史を分かり易く人々に伝える技法「インタープリテーション」を学びたい

編集の可能性や、社会において求められる役割を果たすために、他領域の概念に触れてヒントをもらうようにしています。 例えば、非専門家に対して科学的なトピックを伝える「サイエンスコミュニケーション」がどのような考えで実践されているかを知ることは、技術に関連したコミュニケーションを行う上でのヒントがあります。 最近、関心を持っているのは「インタープリテーション」。インタープリテーションとは、自然や歴史・文化の魅力や価値を紹介し、地域と来訪者を結びつける活動。 自然公園や歴史遺産

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内省からペースメイク、思考整理のサポートまで。「ライティングコーチ」の可能性

「ライティングコーチ」という職業があります。日本では耳馴染みがありませんが、北米では書籍の著者にライティングコーチが伴走し、執筆をサポートするそうです。 以前より、ライティングとコーチングの境界線には興味を持っているのですが、書け合わさったライティングコーチという存在からはいろいろなヒントがもらえそうだと考えています。 ライティングコーチの仕事以前、インクワイアのブログでライティングコーチについて紹介した際には、ライティングコーチの仕事内容として以下のようなことに触れてい

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動画や音声の時代における「書く」の価値

プラットフォームも増え、テクノロジーの発達で動画や音声を制作するハードルが下がったこともあり、動画や音声のコンテンツニーズは上がっています。 文字のコンテンツは、動画や音声と比べて受け取る側の能動的な行動がより求められるため、人のアテンションを奪い合っていたり、可処分時間が減っていくなか、相対的に不利な状態にあります。 生成AIの進歩もあり、テキストのメディアで仕事をしてきた人は、仕事に対する不安を抱えることも多いのではないかと思います。とはいえ、生存の可能性も大いに残さ

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企業発信におけるナラティブの使い所

西田亮介さんが朝日新聞の「Re:Ron」に寄稿されている記事を読みました。 新聞において、記者目線のエピソード重視、ナラティブ重視の記事が増えていて、そればかりになってしまわず、バランスを考えていったほうがいいのではと警鐘を鳴らしている内容。 これは新聞というメディアの特性や、社会において果たすべき役割を踏まえた内容ではありますが、「ナラティブ」をどう扱うかということは、コンテンツづくりにおいて考えておくべきこと。 近年、企業が社会的な存在意義である「パーパス」を持ち、

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