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コンテンツの素になる企業の「資産(アセット)」を確認する

先日、コンテンツをつくる際はマルチユースも考えられるといいよね、というブログを書きました。

この件と合わせて、コンテンツをつくるための素材が抱負にあると、コンテンツをつくり、活用するためのイメージがさらに発展していきます。

その際、大切になるのがコンテンツをつくるための企業内の「資産(アセット)との向き合い方です。

「資産(アセット)」と表現すると、そんなのないかも、と感じる人もいるかもしれませんが、コンテンツの素になるものは意外に眠っているもの。

たとえば、資産(アセット)と捉えられるものには、以下のようなものが挙げられます。

  1. 社内ドキュメント・ナレッジ

    • マニュアルや手順書、提案資料など

    • 失敗事例や成功事例などの社内共有資料

    • 社内のマイルストーンとなる会議やイベントで用いたスライド

  2. 顧客の声や市場情報

    • 過去の顧客とのやり取り(メール・チャットログ・アンケート結果など)

    • ユーザーテストやユーザーインタビューのフィードバックを社内共有用にまとめたもの

    • リサーチした市場データ、競合分析レポートなど

  3. 社内外イベントの記録

    • 社内セミナーや研修、社外向けイベントの動画・写真・スライド

    • イベント開催時のアンケートやQ&Aリスト

    • 社員の活動レポートやインタビュー記録

こうした資産(アセット)は、そのままで外部に発信するコンテンツとして使えるわけではありませんが、企画を考える際の素になります。

ただ、多くの企業ではこれらの資産(アセット)が担当部門ごとに点在していたり、一旦役割を終えたものになってしまったりして、整理されていないこともしばしば。

発信の目的や全体感の整理と合わせて、資産(アセット)の棚卸しや整理を進めていくと、よりコンテンツの企画がはかどるようになります。

できることならナレッジとして社内に蓄積し、アクセスしやすくなるように管理しておけるといいのですが、これには大きな労力がかかります。

そのため、まずは発信の目的やテーマを絞りこみ、それに関連するアセット(資産)はどこにありそうか、誰が知ってそうかのあたりをつけて探しにいくのが最初のステップとしてはおすすめです。

企業内には、いろんな資産(アセット)があります。せっかく存在している資産(アセット)を活かさないのはもったないので、ぜひ社内にも目を向けてみてください。

個人的には、資産(アセット)を活用しやすくなるようにナレッジのマネジメントを行い、社内と社外への情報発信を生産性高く実施するための枠組みやフローをどう構築するか、が関心テーマです。関心がある方や実践しているという方はぜひお話させてください!


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モリジュンヤ
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