モリジュンヤ

編集家。岐阜県出身。経済、技術、デザイン、文化、環境など多様な領域を横断的に探究しつつ…

モリジュンヤ

編集家。岐阜県出身。経済、技術、デザイン、文化、環境など多様な領域を横断的に探究しつつ、メディアやコンテンツ、プロジェクトの編集をしています。インクワイア代表取締役、IDENTITY 取締役、NPO法人soar副代表など。noteでは日々の発見や思考を書いています。

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  • 小さな経営実践

    自然や文化、社会などさまざまなものからヒントを得ながら、それらにも価値を還元する経営に取り組むための思考や実践の記録です。

  • 暮らしが仕事、仕事が暮らし。

    日々の仕事や暮らしのことを綴る日記のようなブログです。 マガジンタイトルは、陶工・河井寬次郎の言葉より。

  • 現代編集論

    編集の新しい可能性を深化、探索における思索をまとめていきます。

  • #編集 #ライター 記事まとめ

    • 1,651本

    編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。

  • わたしの文化的土壌

    本、映画、アニメ、マンガなど、自分の文化的な土壌を耕してくれるコンテンツについての体験メモのようなもの。

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最近の記事

「経営」を伝えるための方法論の模索

スタートアップやスモールビジネス、非営利ベンチャーなどの領域が中心ですが、自身も経営を行いながら、経営に関する情報発信に関わるなかで、より実務に生きる知を伝えるための方法を模索したいという想いがあります。 折に触れてインタビュー記事などの作成をしてきましたが、そのなかで生まれたのが読者が求める「では自分たちはどうするか?」という疑問に応えるための知をさらに届けるための方法はないかという問いでした。 その問いに向き合う中でヒントがあるのではと考えたのが、ビジネスだけでなく、

    • 食べる体験に影響する情報

      なにかを体験する際、背景にある知識や情報をどれだけ持っているかによって感じ方が変化しますよね。 映画やアート、音楽などの作品はもちろん、食事なども感じ方は変わります。飲食店のなかには、素材や調味料等に関しての情報を提供してくれる場合もしばしば。 使っている素材や調味料をどこから仕入れたのか、そこではどんな人物が 、どうやって作っているのか。食べ物を見る前、口に入れる前に、そうした情報に触れることで、想像を膨らませる。それもひとつの楽しみです。 口頭でそういった情報を教え

      • リハビリのようにまずは60日間毎日ブログを書いてみた

        フリーランスから法人化し、会社が来期で10期目になります。10年近くともなると、フリーランスのときから変わったことも多々あり、ひとつが仕事の仕方の変化でした。 マネジメントやディレクションといった仕事の比率が増え、自分自身がコンテンツのライティングを行う機会は以前と比べて大きく減ったなぁという実感があります。 「ライティングは筋トレに近い」というのはフリーランス時代からずっと考えてきたことのひとつで、筋肉と同様にトレーニングしなくなると衰えていってしまうんですよね。 特

        • コンテンツ・モデレーションの必要性

          日々、様々なコンテンツに触れるなかで、他のユーザーの「コメント」とセットで面白さが生まれているシーンが増えましたね。漫画や映像を楽しむ際にも、コメントと照らし合わせながらだと、また違った面白さがあります。 ただ、そうしたコメントも常に良いものばかりとはいえず、「荒らし」に近いものや、他者を攻撃するような内容のものも多く見られるのは残念な部分。表現や発信をする人は、なんらかの形でこうした問題と向き合っていかなければなりません。 SNSや口コミサイトなどにおける不特定多数のユ

        「経営」を伝えるための方法論の模索

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        記事

          「経営」という概念の起源

          『ソーシャル・イノベーションを理論化する』等の著者である高橋 勅徳さんの著書『アナーキー経営学』を読んでいます。 従来の経営の本等ではなかなか扱われてこなかった、街なかの「野生のビジネス」を経営理論で読み解きながら、野生の経営感覚を紹介している内容です。 内容ももちろん面白いのですが、個人的に印象的なのは冒頭に記載されている経営という概念の起源について。元々、マックス・ウェーバーの宗教社会学のなかで提唱された「Betrieb」というドイツ語に求められると紹介されています。

          「経営」という概念の起源

          分人的職業人というあり方と社会のなめらかさ

          先日、紹介した書籍『ふたしかさを生きる道具』のなかに、「分人的建築家」という表現が登場していたことを踏まえて、分人と職業、社会との関わりに関しての雑記。 「分人(dividual)」とは、小説家の平野啓一郎さんによって「個人(individual)」に代わる新しい人間のモデルとして提唱された概念です。中心に一つだけ「本当の自分」を認めるのではなく、対人関係ごと、環境ごとに分化した、異なる人格を持ち、それら複数の人格すべてを「本当の自分」だと捉えるという考え方。 上記の「分

          分人的職業人というあり方と社会のなめらかさ

          「マルチホーミング」とコンテンツメイク

          最近読んでいる本の一冊が『ビジネスエコシステム』というものなのですが、本書のなかに登場していた「ホーミング」という概念が参考になりそうだったので、メモ的に。 ホーミング(homing)とは、プラットフォームに関連する人たちが「プラットフォームをホーム(住まい)とすること」に関する観点。これにはシングルホーミングとマルチホーミングの2種類が存在します。 シングルホーミングはいずれか1つのプラットフォームをホームとすることを指し、マルチホーミングは複数のプラットフォームをホー

          「マルチホーミング」とコンテンツメイク

          自立共生のための建築─『ふたしかさを生きる道具』

          友人たちが主宰する建築設計事務所「ツバメアーキテクツ」の10年の活動をまとめた書籍『ふたしかさを生きる道具』をご恵投いただきました。 下北沢でのボーナストラックをはじめ、様々な建築プロジェクトを手掛けてきたツバメアーキテクツの背景にある思索に触れられる内容でした。 「建築」は面白いものです。手掛けた建築家がどのような思想を持ち、どのような過程でそれをつくり、建築されたあとにどのような営みが生み出されているのかを感じられるから。パッと見たときのユニークさなども興味深いのです

          自立共生のための建築─『ふたしかさを生きる道具』

          「東大デザインスクール」の募集が出てました

          東京大学生産技術研究所DLXが培ってきた研究知とデザイン教育メソッドを結集させた社会人向け教育プログラム「UTokyo Design School(東京大学デザインスクール)」の案内が出ていました。 東大でデザインに関するスクールといえば、2009年に始まったイノベーション教育プログラム「i.school」や、2027年秋の開設を目指しているという「College of Design(仮称)」が思い浮かびます。 「UTokyo Design School(東京大学デザイン

          「東大デザインスクール」の募集が出てました

          「アカデミック・スキルズ」に記事づくりを学ぶ

          記事づくりの経験が浅い人に対してアドバイスやフィードバックをする際、「アカデミック・スキルズ」で紹介されているようなポイントについて触れることがしばしばあります。 「アカデミック・スキルズ」とは、学習・研究を進めるために必要となる基本的なスキルとされています。例えば、資料収集や情報整理などのインプット、調査・分析などのスループット、それらを伝えるためのアウトプットなどが含まれます。 取材によって素材を集め、それらを原稿としてまとめるという行為は、これらのスキルが求められま

          「アカデミック・スキルズ」に記事づくりを学ぶ

          地域を支える非営利団体への金融包摂をいかに実現するか

          少し前の5月、近畿労働金庫が社会的事業融資の実績についてプレスリリースを出していました。 近畿労働金庫は、2000年4月に東京労働金庫(現・中央労働金庫)とともに、国内金融機関で初となるNPO融資制度「NPO事業サポートローン」を制定。これまで様々なNPO法人への融資を行ってきています。 例えば、大阪市の認定NPO法人Homedoor(ホームドア)に対しては、生活困窮者が一時的に避難・生活する住居(シェルター)の購入費用として、過去最大の3億円を融資しているそうです。

          地域を支える非営利団体への金融包摂をいかに実現するか

          新紙幣とキャッシュレス

          本日から新紙幣の発行が始まりました。一万円札に渋沢栄一、五千円札に津田梅子、千円札に北里柴三郎の肖像が印刷されています。新紙幣は順次、金融機関に引き渡され、店舗で手にすることができるようになるようですね。 個人的には生活における支払のほとんどがキャッシュレスに移行していて、新紙幣の発行についてはかなり関心が低い状態でした。社会全体ではどうなのだろうと少し気になり、調べてみると2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%。 キャッシュレス決済比率の政府目標は2025年まで

          新紙幣とキャッシュレス

          製品やサービスのベネフィットとサステナビリティの関係

          今号のハーバード・ビジネス・レビューの巻末近くにIMDの教授たちによる「サステナブルな製品はどのように売り込むべきか」という記事が掲載されていました。 サステナビリティに関する取り組みは年々増加していますが、サステナブルであるというだけでは購買行動につながるわけではありません。 本記事のなかで触れられていたサステナビリティと製品やサービスのベネフィットとの関係がわかりやすく分類されていました。 独立型:既存のベネフィットに影響を及ぼさない 不協和型:既存ベネフィットが

          製品やサービスのベネフィットとサステナビリティの関係

          「リーダー」の語源

          リーダーやリーダーシップに用いられている「Lead」という言葉の語源は、「Leith」だそうで、その言葉の意味は「敷居を越えること」。リーダーシップとは、「敷居を越えて最初の一歩を踏み出し、前進を制限するあらゆるものを手放すこと」なのだそうです。 この語源の話は、先日紹介した『ネガティブ・ケイパビリティ』に関する書籍内や、『スタンフォード・ソーシャルイノベーションレビュー』の記事にて触れられていました。 至る所で「リーダーシップ」が求められる一方で、それがどのようなものか

          「リーダー」の語源

          無為とネガティブ・ケイパビリティ

          複雑な問題への対応、長期的に物事に取り組む、システムチェンジなど、取り組むべきことが様々な観点から語られます。こうした対応を進めていく際に、共通して必要になるのが「ネガティブ・ケイパビリティ」です。 枝廣淳子さんが書かれたこちらの本を読んで、ネガティブ・ケイパビリティについての理解を深められただけでなく、システム思考やU理論、バックキャスティングなど、他のキーワードとのつながりも整理できました。 ネガティブ・ケイパビリティとは、詩人ジョン・キーツが最初に述べた「不確実なも

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          あえてお酒を飲まない「ソバーキュリアス」の実践

          コンビニの棚を見ると、ノンアルコールの種類もかなり充実してきました。いろんな味のノンアルコールがあると、選ぶ楽しさも増えます。 ふと気になってノンアルコールはどれくらい広がっているのだろうかと調べてみると、サントリーの調査によれば2023年のノンアルコール飲料市場は10年前の約1.4倍の市場規模に成長しているそうです。2024年も対前年101%で成長が見込まれているそうなので、少しずつ成長しているようですね。 市場の成長以上に、価値観的な変化が進んでいるように感じられるの

          あえてお酒を飲まない「ソバーキュリアス」の実践