インクワイアが活動を通じて学んだ知識を集約・共有し、「ナレッジシェア」を行うマガジン。
モリジュンヤ
編集の新しい可能性を深化、探索における思索をまとめていきます。
このマガジンでは生活や仕事、社会をより良くするためのテクノロジーについてまとめていきます。
知識や文化、社会、地域、自然など多元的な資本を活かし、多様なステークホルダーと関係を築いて、価値を共創していく経営とはどのようなものか。そして、その経営のために編集にできることはなにかを考える過程を共有するマガジンです。
編集するクリエイティブカンパニー、インクワイアについてのお知らせや活動内容、メンバーによるコラムなどをまとめたオープン社報です。 URL: https://inquire.co.jp/
インクワイアでは、コンテンツの戦略立案やディレクション、マネジメントなどのサポートを行っています。特に、BtoBにおけるコンテンツづくりが多く、今回はBtoB領域におけるコンテンツの価値について書いてみます。 BtoBと一口に表現しても、ビジネスは多様です。インクワイアが支援するのはSaaSをはじめとするソフトウェアや、いまはまだ形になっていない新しいテクノロジーやソリューションなどに関するコンテンツづくりです。 こうしたビジネスは、扱う商材が物理的に存在せず、触れること
「情報収集」「情報共有」「エンゲージメント」のフレームワークで、対話を通してフォロワーとの信頼関係を深め、目標を達成するリーダー像を紹介したシャーリーン・リー氏による『エンゲージド・リーダー ― デジタル変革期の「戦略的につながる」技術 』という書籍があります。 同書では、GE会長、IBM社長、シスコ会長などの経営者が、なぜソーシャルメディアに時間をかけているのか、いかにステークホルダーと関係を構築しているかのヒントが書かれていました。この書籍の日本版が発売されたのはまさに
2021年の終わりに、インクワでポッドキャストをはじめ、こんなエントリを書いていました。文章ではまとまっていない情報を届けつつ、同時に思考を整理するきっかけになれば、と考えていたようです。 当初、想定していた価値は、狙い通りに一定の手応えを得られたように思います。想定していなかったのは、会社に関心を持ってくれた人が聴いてくれることがあり、内容に深く共感してくれること。 面談や打ち合わせなどの限られた同期のコミュニケーションでは共有しきれなかった思考の背景や価値観、文章とい
オフィスとオフィス家具づくりに今後訪れる課題に長期的視点で取り組むため、2023年1月にイトーキに新設された組織イトーキ中央研究所は、10年後を見据えたオフィスとモノづくりのビジョンを発表しました。 同研究所は、空間デザイン、プロダクトデザイン、開発設計、樹脂材料、3DCADなどの専門人材が所属し、10年後の働き方を見据えたオフィスとオフィス家具のあり方、素材、設計手法、生産技術に関するリサーチを行っています。 発表されたビジョンでは、変化し続けるオフィスとそこで使われる
編集やライターの仕事をしていると、AIによる影響がどこまで早く、またどれだけ広がっていくのかを無視できません。まだ過渡期ではありますが、AIの進歩によってライターが不要になるのではという話は頻繁に登場します。そんなAIとライターの関係において、面白いブログがあったのでピックアップ。 現状のトレンドのままLLM開発が続いていけば、遠くない未来に利用可能なテキストデータが枯渇する。そして、データが枯渇した状態で、AIが生成したテキストをAIに学習させることで、モデルの崩壊が起こ
コラボレーションしながらデザインをするためのツールとして世界で利用されている「Figma」から、2024年6月にスライドをデザインするプロダクト「Figma Slides」がリリースされました。ホワイトボードとしてつかえるプロダクト「FigJam」に続き、Figmaの機能特化のプロダクトですね。 Figmaをデザインツールとして日常的に利用する人は、そのままFigmaでスライドを作成していましたが、使い慣れていない人にとっては少しハードルがある状態でした。スライドデザインに