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イトーキ中央研究所、10年後のオフィスとモノづくりに関する長期ビジョン「CENTRAL Lab.の世界線」を発表

オフィスとオフィス家具づくりに今後訪れる課題に長期的視点で取り組むため、2023年1月にイトーキに新設された組織イトーキ中央研究所は、10年後を見据えたオフィスとモノづくりのビジョンを発表しました

同研究所は、空間デザイン、プロダクトデザイン、開発設計、樹脂材料、3DCADなどの専門人材が所属し、10年後の働き方を見据えたオフィスとオフィス家具のあり方、素材、設計手法、生産技術に関するリサーチを行っています。

発表されたビジョンでは、変化し続けるオフィスとそこで使われるオフィス家具のあり方について触れられており、長期的な視点で以下の5つのテーマを探求するとしています。

アディティブマニュファクチャリングとは、材料を「積層」または「付加」することでさまざまな形状の製品を製造する手法で、3Dプリンターによる造形をオフィス家具に応用する技術を探求するテーマだそうです。

より柔軟に変化するオフィスに対応しながらも、使用する家具等に用いる素材が循環するにはどうするかを、いくつかの観点から目指していくということのようです。

この5つのテーマは、長期ビジョンである「CENTRAL Lab.の世界線」という新しい循環モデルとしての確立を目指しているとのこと。

近年、建築や空間、家具などの領域では、こうした変化に柔軟に対応することや、循環モデルへの適応がテーマになってきていますね。


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