モリジュンヤ

社会編集家。「編集で社会をひらき、編集の可能性をひらく」をテーマに探究と実践。よりよい未来につながる活動を探究し、取材や企画をして発信。inquire代表、IDENTITY共同代表、NPO法人soar副代表など。

モリジュンヤ

社会編集家。「編集で社会をひらき、編集の可能性をひらく」をテーマに探究と実践。よりよい未来につながる活動を探究し、取材や企画をして発信。inquire代表、IDENTITY共同代表、NPO法人soar副代表など。

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記事一覧

インクワイア、2023年の振り返り

企業が運営するメディアの可能性を探索する3つの問い

テキストメディアの苦境を乗り越えるために:狭く、深く、質を求める

「アダプティブ・デザイン」についての覚書

MacOSのKindleアプリが新しくなって快適に

忘れないために文章を書く

インクワイア、2023年の振り返り

ここ数年、年末の振り返りができていなかったのですが、久々に振り返りのエントリを書きました。自身が代表を務めるインクワイアにおけ1年の動きをダイジェスト的にまとめたものです。こうして挙げていくと今年もいろいろありました。 インクワイアでは、自社事業のinquire Labと、クライアントワークを行うinquire Studioの両輪で活動しています。順番に、それぞれの動きを記載していきます。 inquire Labいくつか展開している自社プロジェクトたちそれぞれで今年は新た

企業が運営するメディアの可能性を探索する3つの問い

インクワイアでは、自社のメディア実践と、企業が運営するメディアの支援を両輪で行っています。昨今はメディアを取り巻く環境の変化も激しく、来年にはいろいろと挑戦が必要だと感じています。 背景にある課題などは共通しているものの、アプローチの仕方についてはベクトルが異なるため、自社のメディア実践とは分けて企業メディアの可能性探索についてのエントリをまとめてみます。 ここでは個人的に来年探索したいと考えている問いを備忘録的にまとめた内容を共有します。 可能性を探索するための3つの

テキストメディアの苦境を乗り越えるために:狭く、深く、質を求める

メディア運営を重ねるなかで、2023年はいろいろと変化がありました。「想いを持ったメディアを持続的なものにしたい」というのが個人のテーマでもあり、簡単に現状と来年に向けての所感をまとめておこうと思います。 今年も閉鎖するメディアがいくつか2022年3月にTechCrunch Japan、エンガジェット日本版が終了するという知らせは界隈では大きな話題となりました。 今年に入ってもいくつかのメディアの運営終了が発表されました。今月では、サイゾーが運営する「wezzy」の更新終

「アダプティブ・デザイン」についての覚書

2003年にスタンフォード大学で創刊され、社会の新しいビジョンの実現に向けて実践する人たちの雑誌『スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー』の日本版で掲載されていた記事の内容が参考になったのでメモ。 既存のやり方で解決できる「技術的問題」ではなく、解決するには人々の気持ちや考え方まで変える必要がある「適応課題」に挑むためのリーダーシップのことを「アダプティブ・リーダーシップ」といいます。 このアダプティブ・リーダーシップと、「デザイン思考」。2つの手法を組み合

MacOSのKindleアプリが新しくなって快適に

今年の秋にKindleのMacアプリが新しくなっていました。これまでのMacのKindleアプリは、お世辞にも使いやすいとはいえず、ダウンロードやページの読み込みに時間がかかり、機能もかなり少なかったんですよね…。 早速、新しいアプリをダウンロードして試してみたところ、かなり快適。書籍のダウンロードも、ページの読み込みもはやくなり、ストレスなく読書ができそうです。 普段、シチュエーションに合わせたり、本のジャンルによって、どの端末でKindleを読むかは分けているのですが

忘れないために文章を書く

松浦弥太郎さんの著書『エッセイストのように生きる』を読みました。 同書の中では、「エッセイとはパーソナルな心の様子を描いた文章であり、エッセイを書くことは生きる指針を作ることであり、一つの生き方の提唱でもある」としています。 個人的に一番、心に残ったのは「忘れたくないことがあるから」という松浦さんの書く理由です。毎日、毎時、なにかを感じ、考えながら過ごしているはず。それを書き留めておかなければ、すぐに忘れていってしまいます。 忘れないために、自分の考えたこと、感じたこと