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忘れないために文章を書く

松浦弥太郎さんの著書『エッセイストのように生きる』を読みました。

同書の中では、「エッセイとはパーソナルな心の様子を描いた文章であり、エッセイを書くことは生きる指針を作ることであり、一つの生き方の提唱でもある」としています。

個人的に一番、心に残ったのは「忘れたくないことがあるから」という松浦さんの書く理由です。毎日、毎時、なにかを感じ、考えながら過ごしているはず。それを書き留めておかなければ、すぐに忘れていってしまいます。

忘れないために、自分の考えたこと、感じたことを文章という形で残す。言葉を積み重ねていくことで、自分なりの指針の輪郭が見え、周囲にもなんらかの形で伝播していく。

それが「エッセイストのように生きる」ということであれば、自分なりに実践してみたいと感じさせてもらえる書籍でした。



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