モリジュンヤ

社会編集家。「編集で社会をひらき、編集の可能性をひらく」をテーマに探究と実践。最近の関心は創造社会と創造経済。inquire Inc.代表、inquire.jp編集長として、幅広い事業体の経営を、編集とデザインで支援しています。

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社会編集家。「編集で社会をひらき、編集の可能性をひらく」をテーマに探究と実践。最近の関心は創造社会と創造経済。inquire Inc.代表、inquire.jp編集長として、幅広い事業体の経営を、編集とデザインで支援しています。

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記事一覧

sentence、2017年の振り返り

2017年の仕事の振り返り

個人が自律し、貢献し合うコミュニティのような組織を目指して

「ライターになりたい」だけで終わらない

体験の編集と「XI(エクスペリエンス・アイデンティティ)」

UXデザインプロセスにライターとして関わる可能性

sentence、2017年の振り返り

メディアの環境変化も激しく、ライティングに関する環境も変わり続けている時代において、必要なことは学び合うコミュニティだ、そう考えてスタートしたsentenceも運営開始から1年半ほどが経過しました。 これまでのsentenceの活動は、オンラインコミュニティの運営、オフラインのイベント、ライティングの講座やワークショップ開発など。手探りの状態でスタートしたが、2017年をかけて色々なことが整理されてきています。 「ライティングを学びたい」人のための居場所スタート当初との違

2017年の仕事の振り返り

2017年最後の日になってしまったけれど、今年の振り返りをしておきたいと思う。 オフィスを仕事の拠点に昨年末、初めてオフィスを借りた。自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで仕事をしていた自分にとって、これは大きかった。 大学時代に自由大学で「ノマドワークスタイル」という言葉と出会ってから、できるだけ固定費を下げる働き方を志向してきた。 働き方が個人からチームへとシフトしていく過程で、リアルな場の重要さを感じるようになった。 チームでの仕事が主にオフィスを借りたことも

個人が自律し、貢献し合うコミュニティのような組織を目指して

2015年10月、inquireを立ち上げた際、現代版ギルドのような組織を作りたいと思っていた。その思いは今でも変わらない。 作りたいのは、コミュニティだ。「チーム」や「ネットワーク」とは少し違う。チームに近いコミュニティという言い方が近いかもしれない。 NPO法人ミラツク代表の西村勇也さんは、「ネットワークは人のつながり、チームは目標達成のための活動体、そして、コミュニティは互いに貢献し合う関係が元になっている」と言っている。 この考え方に照らし合わせるのであれば、i

「ライターになりたい」だけで終わらない

「ライターになりたいと思っています」 イベントに登壇した後に、こう話しかけられることがある。一度や二度じゃない。僕は何かなりたいものがあることはいいことだと考えているので、基本的に応援する。 ただ、こう言われただけでは僕から返せる言葉は「なったらいいじゃないですか」くらいしかない。ライターになるのに資格はいらない。なりたいならなればいい。 物事はシンプルに考えるなら「やりたいか、やりたくないか」「やるか、やらないか」でしかない。ライターになりたいのであれば、文章を書くし

体験の編集と「XI(エクスペリエンス・アイデンティティ)」

最近、「XI(エクスペリエンス・アイデンティティ)」という言葉を目にすることが増えた。 この言葉は、CI(コーポレート・アイデンティティ)やVI(ビジュアル・アイデンティティ)と同様に企業のアイデンティティを表すもので、体験を意味する。 デザインエンジニアリングファーム「takram」の田川欣哉さんは、「第四次産業革命とデザインの役割」の中で、XIについてこう述べている。 体験価値時代におけるブランド作りは、VI(ビジュアルアイデンティティ) からXI(エクスペリエンス

UXデザインプロセスにライターとして関わる可能性

(過去にMediumへ投稿したものを転載) 「UXライター」という職種が北米で登場している。2016年後半から、GoogleやAmazon、DropboxやPaypalなどの企業が募集している様子。 ▷UXデザイナーと何が違う?最近話題の新しい職種「UXライター」とは? ▷UX Writerという職種に懐かしさしかない これまでにも、UIにおけるライティングの重要性を伝える動きはあり、プロダクト開発にもライティングは重要な役割をもつことが語られてきた。 ▷ライティン