UXデザインプロセスにライターとして関わる可能性
(過去にMediumへ投稿したものを転載)
「UXライター」という職種が北米で登場している。2016年後半から、GoogleやAmazon、DropboxやPaypalなどの企業が募集している様子。
▷UXデザイナーと何が違う?最近話題の新しい職種「UXライター」とは?
これまでにも、UIにおけるライティングの重要性を伝える動きはあり、プロダクト開発にもライティングは重要な役割をもつことが語られてきた。
新しく登場したUXライターという役割が担う、UXにおけるライティングとは、どのようなことなのか。ferretの記事によると、UXライターの役割は以下のようなことだという。
- 調査・分析
- シナリオ作り
- 協働
こうした役割は、UXデザイナーの役割とされてきたことの一部。UXライターというのは、UXデザインのプロセスにライティングという立場から関わる職種のようだ。
UXデザインのプロセスにライターとして関わるということになれば、事前の調査からワーディング、ユーザーのシナリオを作成する、結果を見ながらの改善にも関わる。
これまでUXデザイナーが担っていた役割が分割されている背景には、UXデザイナーが担当する範囲が広範であること、規模の大きなサービスや企業では役割を分担したほうが効率が良い可能性があることなどが考えられる。
インハウスエディターのように会社内で働く編集者のあり方が注目されるようになってきている。サービス開発にライターとして関わることが日本の現場でも浸透したら、また新たな可能性が拓けるかもしれない。
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