モリジュンヤ

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「重要なことは、すでに起こった未来を確認することである。すでに起こり元に戻ることのない変化、しかも重大な影響をもつことになる変化でありながら、未だ認識されていないものを知覚し、かつ分析することである」──ピーター・ドラッカー『すでに起こった未来』 自らを社会生態学者と名乗っていたドラッカーは、人間によってつくられた人間の環境に関心をもち、社会生態の観察によって未来を予測するのではなく、すでに起こった未来を見つめようとしていたそうです。 編集という営みの興味深い点は、この社会生態にふれることだと考えます。社会のあちこちで起きていることを観察し、つながりを見出し、つなぎ合わせ、新たな関係性や意味を創出していく。 このメンバーシップでは、筆者が日々の編集活動を通じて、仕事や働き方、社会や未来などについて発見したこと、思索したことを共有していきます。 私の探究を応援していただけたら嬉しいですし、メンバーのみなさんが探究していることについても教えてもらえたら嬉しいです。共に未来を探究をしていく知的共創のための場所にできたらと思います。
記事一覧
コンパウンドスタートアップとインパクト評価
今年、IDENTITYではパーパス「日常の更新」を新たに設定しました。合わせて、パーパスを現場に落とし込むための「パーパスアセスメント」も策定しています。詳細は以下の記事をどうぞ。
IDENTITYは、Studio、DNVB、Mediaといくつかの事業を手掛けており、それぞれの事業において大事にしたいエッセンスをどう注入するかが重要でした。
ロジックモデルやセオリーオブチェンジ等の考え方を参考
検索結果にChatGPTの回答も表示するサービス
「ChatGPT」は、2022年11月末にOpenAIがリリースした対話に特化した言語モデルと、同モデルを使ってユーザーが対話するためのWebサービス。リリースされてからいろんな人がChatGPTと会話して楽しんでましたね。
そのChatGPTの回答を、GoogleやBing、DuckDuckGoなどの検索結果にも表示するChromeのエクステンションが登場してました。さっそく試してみると、こん
事業と組織をつないで戦略を語るためのフレーム
経営をしていると、事業のこと、組織のこと、現在のこと、未来のこと、あれこれと考え続け、それを関係者に語っていかなくてはなりません。その際に、考えていることをわかりやすく伝えるためには整理が必要。
リクルートワークス研究所が2016年に発表していた経営戦略と人材・組織戦略を整理する 「シートX」がフレームワークとして非常にわかりやすかったので紹介。
シートX は7つのボックスに分かれており、経営
非営利メディアだからできる挑戦を。「人の可能性」をひらく智慧を社会に循環させるために
メディアとしてのsoarが2015年12月22日のオープンから7周年を迎えました。毎年12月は寄付月間ということもあり、寄付キャンペーンを実施しています。
これまでの取り組みを振り返って
soarを立ち上げたのは、社会で「分断」という言葉が使われ始めたころ。様々なものが大きな主語で括られ、一人ひとりの人間というよりは「属性」で語られていました。
もっと、一人ひとりの人間に向き合うことはできない