モリジュンヤ

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「重要なことは、すでに起こった未来を確認することである。すでに起こり元に戻ることのない変化、しかも重大な影響をもつことになる変化でありながら、未だ認識されていないものを知覚し、かつ分析することである」──ピーター・ドラッカー『すでに起こった未来』 自らを社会生態学者と名乗っていたドラッカーは、人間によってつくられた人間の環境に関心をもち、社会生態の観察によって未来を予測するのではなく、すでに起こった未来を見つめようとしていたそうです。 編集という営みの興味深い点は、この社会生態にふれることだと考えます。社会のあちこちで起きていることを観察し、つながりを見出し、つなぎ合わせ、新たな関係性や意味を創出していく。 このメンバーシップでは、筆者が日々の編集活動を通じて、仕事や働き方、社会や未来などについて発見したこと、思索したことを共有していきます。 私の探究を応援していただけたら嬉しいですし、メンバーのみなさんが探究していることについても教えてもらえたら嬉しいです。共に未来を探究をしていく知的共創のための場所にできたらと思います。
記事一覧
できるかどうかは置いておいて、まずやりたいかどうかを考える
「やりたいこと」について書くとニーズがあるようなので、今回もそれに関連することを書こうと思う。
これまでにも、やりたいことをどう見つけるかについてやどうそれに挑戦するかを書いてきた。
だが、どうやら大人も若者も「やりたいこと」を見つけられないという人が多いようだ。
その要因はいろいろあると思うけれど、ひとつは自分で自分の可能性を狭めてしまっていることがある。
「何をやりたいのか」「目標はな
どうせ失敗するなら早いほうがよくない?
「将来、◯◯をやりたいので、まずは△△で経験を積みたいと思います」という将来設計の話を聞くことがとても多い。こういった話を耳にするたびに、「なんで今やらないの?」と聞くことにしている。
スタートアップには、「Fail Fast(早く失敗しておけ)」という言葉がある。最近では、けんすうさんが新卒の人向けにnoteを書かれていたので、興味がある人はこちらをどうぞ。
「Fail Fast」は、事業や
少しずつ、日常の当たり前を塗り替える
今日のお昼は住人が全員家に居たので、揃ってご飯を食べることになった。
平日のお昼に揃ってご飯を食べる。それぞれ独立してはたらいているからこそ可能なことだ。
平日の昼間というと、忙しなく働いているイメージがある。そのため慣れない人は、落ち着かないかもしれないが、いざやってみるとこれが案外楽しい。
未知である間は言いようのない不安を感じてしまうのが人間なのだが、一度体験すると既知に変わる。既知に