モリジュンヤ
編集家、メディアアーキテクト、経営者。noteでは、聴く、読む、見るを通じて考えたことを書いていきます。インクワイア代表取締役、IDENTITY共同代表、soar副代表など複数法人の経営など。社会彫刻としてのビジネス、市民のアントレプレナーシップなどがテーマ。

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「重要なことは、すでに起こった未来を確認することである。すでに起こり元に戻ることのない変化、しかも重大な影響をもつことになる変化でありながら、未だ認識されていないものを知覚し、かつ分析することである」──ピーター・ドラッカー『すでに起こった未来』 自らを社会生態学者と名乗っていたドラッカーは、人間によってつくられた人間の環境に関心をもち、社会生態の観察によって未来を予測するのではなく、すでに起こった未来を見つめようとしていたそうです。 編集という営みの興味深い点は、この社会生態にふれることだと考えます。社会のあちこちで起きていることを観察し、つながりを見出し、つなぎ合わせ、新たな関係性や意味を創出していく。 このメンバーシップでは、筆者が日々の編集活動を通じて、仕事や働き方、社会や未来などについて発見したこと、思索したことを共有していきます。 私の探究を応援していただけたら嬉しいですし、メンバーのみなさんが探究していることについても教えてもらえたら嬉しいです。共に未来を探究をしていく知的共創のための場所にできたらと思います。
記事一覧
発酵するような学びの場
株式会社コモンセンス代表で、日本の移民文化・移民事情を伝えるウェブマガジン「ニッポン複雑紀行」編集長の望月優大さんをゲストに、inquireのメンバーと定期開催している社内ゼミも、一年半が経過した。
定期開催していると、繰り返し登場する課題やテーマも見えてきて、少しずつ掘り下げていく幹のようなものが見えてくる。
今回の課題図書は、臨床心理士が、怪しいヒーラー達の話を聴き、実際に治療を受けて回る