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編集デザインのナレッジライブラリ

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メディアやコンテンツに関するナレッジを発信するマガジン。
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2019年2月の記事一覧

「問い」を共有する記事をつくる

UNLEASHでは、新しい記事の書き方にいろいろとトライしてみています。 こちらは「SMOUT」という移住のプラットフォームが海外移住にも対応したというニュースを紹介するコラムです。 海外移住が当たり前になっていく中で、自らのアイデンティティはどこに帰属するのか、という疑問がここ数年頭の中をぐるぐる回っており、この記事の中ではその問いも一緒に共有しています。 実験的な取り組みではあるのですが、この記事をもとにNPO法人e-Education代表の三輪開人さんがブログを書

「インタビュー」を開く

先日、UNLEASHで初めてのイベントを開催しました。公開インタビューという位置付けで、話を聞くプロセス自体をコンテンツ化するという挑戦です。 これまでずっと記事を書いてきましたが、記事にする過程で様々な要素を削っています。そうしないと、読みづらくなってしまうからです。インタビュー中の面白さ、インタビュー前後での雑談にも面白い点は山ほどあります。編集が入り過ぎない面白さを共有できたらいいな、と。今回のイベントはそんな考えからスタートしました。 当日のインタビューで

メルカリのコピーライター募集要項に見る「ライター」「編集者」に求められる能力

最近、inquireに来る仕事の相談がこれまで以上に多岐に渡ってきています。 一部を抜粋するだけでも、BIやCIに関する言葉の整理、サービスのUXライティング、コーポレートサイトに掲載するメンバーインタビューの作成、オウンドメディアの編集パートナー、B2Bマーケティングにおけるコンテンツデザインなど色々。言葉を使う仕事に関する相談を数多くいただいている状況です。 幅が広いため、上記のような仕事をライターが対応していることもあれば、コピーライターが対応していることもあり、デ

関係者コミュニケーションとしてのブログ

ブログを書いていると色々と利点がある。上記のようなツイートも、その一部だ。 僕はブログを書くとき、自分の思考のメモ代わりのようなつもりで書いている。目的は思考の記録であり、手段がブログ、結果として読まれることがあるという状態が、最もモチベーションが継続する。 もちろん、ブログの利点は他にもある。一つが「関係者」に自分の考えを共有するというものだ。たとえば、経営者のブログがインナーコミュニケーションに与える影響は大きい。経営者ブログ自体は珍しいものではないが、「関係者」とし

オウンドメディアも次の段階へ