ユーザーよりも企業にとって都合の良い行動を取るようにし向ける手法のことを「ダークパターン」と呼びます。

以下のように海外では法整備なども進んでいる領域ですが、まだまだ、日本においては知名度が低いのが現状です。

国内でも推定1兆円を超えるとされるダークパターンの被害を撲滅するために一般社団法人ダークパターン対策協会が設立するなど、日本でも少しずつ活動が始まっています。

アクセシビリティについての取り組みが誰にとっても利用できる状態を目指すものだとすれば、ダークパターンについての対策は誰にとっても不利益のない状態を目指すものだといえます。

企業にとっては、少なからず利益が減少する可能性もあることなので、なかなか広げていくのは難しいことかもしれません。ただ、ダークパターンに限らず、儲けのバランスをどう考えるかは企業が求められていること。

アクセシビリティについての取り組みも、まだまだこれからというフェーズではありますが、ダークパターンについての対策も大切であることを継続して発信していきたいと思います。

インクワイアとして、コンテンツやイベントなども企画していきたいなと考えているので、同じく課題感のある方や関心のある方はぜひご一緒しましょう。