記憶や経験をアーカイブしてコンポスト化する
NTT出版が運営する、人/自然/テクノロジーのつながりを問いなおし、新たな〈距離〉を考えるメディア「DISTANCE.media」でドミニク・チェンさんが執筆していた記事がとてもよかったのでメモ。
ジャーナリングを通じて、「わたし」の記憶を漬けることが、「記憶のケア」にもなり、「わたしたち」が立ち上がるということなど、様々な観点で語られています。
このnoteでは、コンテンツやメディアを中心に、自分の活動領域のヒントになりそうなところを引用して残します。
ドミニクさんの記事では、わたしに生じる変化やわたしたちに対する眼差しがどう変化するかという点に言及されていました。個人的に「経験や記憶をコンポスト化する」「微かな知覚や感情の記録の集積から気付けないような問いが創造される」といった点が響きました。
この数年、メディアやコンテンツの可能性として、アーカイブという面に着目しています。個人よりももう少し広げたコミュニティという単位でのアーカイブを残すということは、コミュニティの経験や記憶をコンポスト化し、コミュニティでの微創造を促すという捉え方もできるのではないかと。
これまでもコミュニティやアーカイブについてつらつらと考えてきたのですが、新しいレンズを手にできた感覚があり、この問いを深めていきたいなぁと思います。
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