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会社のドキュメンタリーと映像社内報

「ドキュメント」は記録や文献という意味であり、「ドキュメンタリー」は、事実の記録に基づいた表現物を指します。Netflixで配信されるドキュメンタリー作品を見ていると、表現方法についての更新も進んでいるようです。

個人的には、ドキュメンタリーの活用先についての可能性も関心があります。事実の記録に基づいて、表現を行うという点では会社の情報発信にも活かせるポイントがあるのではないか、と思うのです。

年末に、ヌーラボの橋本さんがこんなツイートをされていました。スマートフォンで映像を撮影するハードルは大きく下がりましたし、映像を撮りためておいて、それを表現物としてまとめていくと、社内外に向けたコミュニケーションとして機能する可能性は大いにあります。

以前、ツクルバのCIをリニューアルするプロジェクトにおいて、映像をアーカイブでどう残すかという際に、海外ドキュメンタリーの「アート・オブ・デザイン」のようなテンションでつくってみよう、という話になりました。

その結果、完成した映像がこちらです。

映像というのはテキストや写真だけでは伝えにくい雰囲気等も伝えられるメディアです。会社の発信をしていく上で、映像で記録を残しながら、折に触れて表現物にしていくのはコストが見合うようにできれば、有効な手段ではないかと思います。

最近、メディアの役割として対象とするコミュニティの記録や記憶をアーカイブすることの可能性や、そこから立ち上がるコレクティブ・メモリーについてメモを書きました。

映像での記録の蓄積と、ドキュメンタリー的に映像表現をつくっていくというのは、これらのアプローチと組み合わせて考えてみると、新しい会社のコミュニケーションのあり方が見えてくるように思います。

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モリジュンヤ
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