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コンテンツ感想ログ

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本、映画、アニメ、マンガなどの覚書。体験したもののメモのようなものです。
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2018年9月の記事一覧

『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』

どんな本?メガネチェーン「オンデーズ」の再生エピソードを原作にした小説。 当時、30歳で売上20億円、負債14億円のメガネ屋を買収し、見事に復活させた田中社長の奮闘の様子が描かれた作品。ほぼ実話(だと思われる)ストーリーが続き、ビジネス的な面白さと読み物的な面白さを備えている。 ビジネステーマの編集や執筆に携わる人間としては、こういうアプローチも成立するのか、と大変参考になった。 なんで読んだ?以前、メガネのメディアの編集仕事をしていたときに、オンデーズという名前は

『やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術』

どんな本「やること」よりも「やらないこと」を明確にすれば、「すぐやること」がわかり、仕事の質が最高にアップする、という考えのもと、どちらかというとクリエイティブワークをしている人向けに「やらないこと」を整理していくための考え方を紹介している本。 前半あたりに「やらないこと」を整理するための方法がまとまってる。ルーティンを設定したり、自分の人生で何を成したいかを考えて現時点でのやらなくても良いことを精査する方法とか。 読んだ理由やることよりも、やらないことを決めたほうが

『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』

どんな本?「マルチ・ポテンシャライト」とは、さまざまなことに興味を持ち、 多くのことをクリエイティブに探究する人を指す言葉で、 「自分の好きな複数の分野で活躍することができる才能」を持つ人のこと。 著者は、音楽、アート、映画制作、法律という全く異なる分野で学んだ後、 TEDの講演者となった人。このマルチ・ポテンシャライトについて説明したTEDトーク「天職が見つからないのはどうしてでしょう?」は、 550万回以上再生され、36の言語に翻訳されている。 本書は、やり

『生きるように働く』

どんな本?生きるように働く人のための求人サイト「日本仕事百貨」を立ち上げたナカムラケンタさんの著書。 仕事百貨の歴史を振り返りながら、その時々で出会った人たちへのインタビューを掲載しながら「はたらく」とは何かを紐解いている。 語りかけるような口調が心地よい。 読んだ理由大学時代に『東京仕事百貨(当時はまだ「東京」だった)』がリリースしたときは衝撃だった。就職するということに対して、漠然と抱いていた気持ちを晴らしてくれるような気がした。 「ああ、仕事と生きるを無理に

『センスのいらない経営』

どんな本?創業から2年半で上場したGunosy創業者の福島 良典さんによる著書。テクノロジーを正しく理解し、「数字」や「データ」をどう経営に組み込んでいくのかについて紹介された本。 経験や直感といった、これまでは経験者や年長者に一日の長があったものが、データを活用することで代替可能になる未来を示唆している。 なんで読んだの?最近、新しい挑戦のために新会社の代表となった福島さんがこのタイミングで何を本を通じて世に伝えようとしたのかに関心があった。 テクノロジーにできる

読んだ本をメモするマガジンを始めます

最近、本を読むペースが上がってきて、読んだ本のメモをどこかに記録しておきたいなと思ったので、noteにマガジンをつくることにしました。 継続することを重視するために、書評といった形式というよりは簡単な読書メモのような形で更新していきたいと思います。 経営やビジネス、テクノロジー、文章、社会や経済などの本が中心になるかと思います。