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暮らしが仕事、仕事が暮らし。

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日々の仕事や暮らしのことを綴る日記のようなブログです。 マガジンタイトルは、陶工・河井寬次郎の言葉より。
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2016年6月の記事一覧

少しずつ、日常の当たり前を塗り替える

今日のお昼は住人が全員家に居たので、揃ってご飯を食べることになった。 平日のお昼に揃ってご飯を食べる。それぞれ独立してはたらいているからこそ可能なことだ。 平日の昼間というと、忙しなく働いているイメージがある。そのため慣れない人は、落ち着かないかもしれないが、いざやってみるとこれが案外楽しい。 未知である間は言いようのない不安を感じてしまうのが人間なのだが、一度体験すると既知に変わる。既知に変わった途端、「なんだこんなものか」という感想を抱く。 「こういうのもありなん

仕事と暮らしが融和する時代に生きるために考えていること

近頃、「はたらき方」をテーマにしたメディアが増えた。2020年、2025年のはたらき方を予見する記事も、頻繁に掲載され、シェアされる。 「はたらき方」というのは、それだけ多くの人が長年関心を寄せ続けているテーマなんだと思う。 激しさを増す「はたらき方」の変化女性の社会進出、要介護者の増加、終身雇用の崩壊など、社会は変化が激しくなっている。最近、また「はたらき方」が注目される理由は、社会の変化が激しくなったからなのだろう。 数年前、2009年頃は「ノマドワークスタイル」と

自分のやりたいことを見つけるためには

関西から東京に来ている学生の子と話す機会があった。彼女は、夜行バスで僕が主宰しているライティングを学び合うコミュニティ「sentence」のイベントに来てくれた。 話を聞いてみると、就職活動をしていたけれど、自分がやりたいことがわからなくなって、一旦休止中なのだという。 自分がやりたいことは何か。これを把握するのは、とても難しい作業だ。就職し、社会人になり、活躍している人でも、明確になっていなかったりする。 学生のうちから、自分のやりたいことの解像度を上げていくというの

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どうせ失敗するなら早いほうがよくない?

「将来、◯◯をやりたいので、まずは△△で経験を積みたいと思います」という将来設計の話を聞くことがとても多い。こういった話を耳にするたびに、「なんで今やらないの?」と聞くことにしている。 スタートアップには、「Fail Fast(早く失敗しておけ)」という言葉がある。最近では、けんすうさんが新卒の人向けにnoteを書かれていたので、興味がある人はこちらをどうぞ。 「Fail Fast」は、事業や起業に対して用いられることが多い。だが、これは個人がやりたいことに挑戦するときに

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