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語り継ぎ、思い出す

本日、79回目の「終戦の日」を迎えた。日本では8月15日が終戦の日となっているが、どこを終戦日とするかは国によって異なるようだ。

亡くなった祖父は終戦時、満州にいたそうで、なんとか日本に帰国したという話を聞いたことを覚えている。先の大戦を経験した世代が高齢になり、自分より下の世代は直接こうした話を聞く機会は少なくなっていくのだろう。

来年で終戦から80年といっても、世界では各地で争いが起きていて、新たな争いの火種も燻っている。過去の戦争の悲惨さを語り継いでいき、現代の戦争の悲惨さにも向き合うために、どんなことができるのだろうか。

少なくとも、自分とつながりがあった人が、戦時をどのように生きていたのかを知り、終戦の日にはそれを思い出すことはできるはずだ。近年、関心を持っているヒューマンインタレストな文章を書く、コミュニティアーカイブ活動をするなどが、そのきっかけになるかもしれない。

自分が活動してきたこと、関心を持っていることとの重なりが、きっとどこかにある。それを見出して、小さな活動にしていきたい。そんなことを考えた日だった。




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