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『教養としての国際政治』

ロシアのウクライナ侵攻、ガザ紛争、台湾有事など、戦争に関連するニュースを見ない日のほうが珍しくなったように感じます。これらの動向から受ける影響はけして少なくなく、できるだけ知っていこうと努めています。

ニュースだけでなく、それぞれについてより深く知ることができるよう『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』や『ウクライナと新しい戦時下』などの書籍や、ドキュメンタリー映画『マリウポリ 7日間の記録』など時間を見つけては触れてみています。

なかなか、それぞれの歴史を掘り下げるまでは難しいのですが、もう少し全体的に各国の論理や歴史に触れてみたいと思っていたところ、WBSキャスターで、「テレ東ワールドポリティクス」で最新の国際情勢などを発信している豊島晋作さんの著書『日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける』が発売されました。

同書では、上述のパレスチナやウクライナ戦争のことだけでなく、米中関係やグローバル・サウスの代弁者を標榜するインドの存在などにも触れられています。こうした本で、現在の各国の動きの歴史や論理をおおよそでも頭に入れておくと、日々チェックするニュースから受け取れる観点も増えます。非常にわかりやすい本だったので、国際政治に関心のある方はぜひ。


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