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コンテンツにナラティブの力を用いるかどうか

以前、こちらのブログでは、朝日新聞での西田亮介さんのコラムを踏まえて、企業の情報発信におけるエピソード主体の記事の扱い方や「機能のジャーナリズム」について触れました。

先日、朝日新聞にこちらの西田さんのコラムを踏まえてのオンラインインタビューの記事が掲載されていたので、こちらも読んで考えたことをメモ的に。

ナラティブと「ヒューマンインタレスト(human interest)」の違い、ナラティブとデータの相互補完の必要性等について触れられています。人ものや人情ばなしとして、一般に、暮らしの断片や単一のエピソードを紹介する「ヒューマンインタレスト」な記事という表現は知らなかったので参考になりました。

ナラティブな記事が悪いわけではなく、メディアのリソースが限られるなかで、どのような目的でそれを制作するのか。メディア全体のバランスの中で、どの程度発信をするのか。制作する際にどのようにデータなどを取り入れていくのか。こうしたことが考えていくべき問いになりそうです。

自分たちが発信する際にナラティブを用いるのが適切かどうかというのは、どのような目的を持って発信するのか、良し悪しをどのように設定するのかということにも関わってきます。仮に、ナラティブを取り入れるのであれば、表面的にではなく、その背景や目的をしっかり考える必要がありますね。

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