小さなチーム同士の恊働
京都を拠点に活動するマガザンとおいかぜの2社が業務提携の発表をしていました。2社がどのようなことを大切にして、どのような課題を解決しようと提携に至ったのかがこちらの対談記事で触れられていました。
変化の速度が早いなかで、小さな会社がカバーする領域を広げることのハードルは高い。一方で、従来の領域に留まり現状維持をしていても可能性が狭くなってしまうリスクもある。バイブスが合うチームと、役割を分けながら恊働する形は今後も増えていくのだと思います。
先日、『ハーバード・ビジネス・レビュー』2024年 9月号の特集に触れつつ、大きな企業でもオープンタレントやフリーランスモデルなどを取り入れ、組織のあり方が変化してきていることについて触れました。大きな企業だけでなく、小さな企業にとっても組織のありようは今後変化していくはずです。
今回の2社の提携は、案件ごとに社内外混成チームを組む「コレクティブ型」と、社内で一気通貫する「インハウス型」のハイブリッドという点も興味深いところ。
自分が経営している会社ではコレクティブ型なのですが、メリットもあればデメリットもあります。違う強みを持つインハウス型といいとこ取りができるような提携が実現できたとしたら…と考えてみるのも面白い。
今後、こうした組織を越えたコラボレーションが増えていくと思うので、どのような実践知が育まれていくのかも楽しみにしたいですね。
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