運動と脳
私たちの脳や身体は、人類の祖先が狩猟採集をして生活をしていた頃とほとんど変わっていないという話はよく耳にします。そのために、現代を生きている私たちは集中力の欠如、メンタルヘルス、ストレスなど様々な問題に直面しています。
こうした問題を解決するために「運動」をしたほうがいいという話も繰り返し語られているトピック。運動は大事なのですが、個人的にはせっかくなら問題はどのように生じていて、解決策を実行するとどのように問題が生じた要因に効果を発揮するのかも知りたいと考えます。
そんなこと背景から本屋で手に取ったのがこちらのアンデシュ・ハンセンさんによる『運動脳』という書籍。どういった運動が、脳のどこに作用するのかなどを様々な研究結果を引用して紹介しています。
同じ著者による『メンタル脳』も合わせて購入したのですが、こちらは『運動脳』の一部を抜き出して短くまとめたものでした。ちょっと読んでみたいという方は、『メンタル脳』のほうがいいかもしれませんね。
現代社会を生きている私たちの脳は狩猟採集をしていたころと変わっていないという話で思い出したのが10年以上前に読んだ坂口恭平さんのこちらの本。改めて、現代において、狩猟採集的な生活を営むとしたらどんなスタイルになるのかを考えてみるのも面白そうです。
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