見出し画像

移動時間と仕事の進捗

ニュースレターでも書いたのですが、今週末の土曜は長野県伊那市で取材があり、金曜夜から伊那市に入っていました。取材場所は信州大学 農学部がある伊那キャンパス近くの、農と森のインキュベーション施設「inadani sees」。

現地まで最短の時間で移動できるのは、新宿駅から出ている高速バス。ですが、バスに乗ると乗っている間はできることが限られてしまうので、できるだけ電車で移動するようにしています。

ということで、新宿駅からJR東日本の特急あずさに乗り、途中で飯田線に乗り換え。飯田線はJR東海が運営していることなどもあって接続がスムーズとは言えず、毎回少し悩まされます。

スムーズに乗り換えて伊那市駅まで行けたとしても、移動には3時間半ほどかかります。しかも、駅ではSuicaが使えず、精算も現金オンリーなため、キャッシュレスな人間としては厳しい土地…。

キャッシュレスは非常に便利なのですが、伊那市駅に赴くたび、特定の条件下で適応し過ぎてしまうと、条件が異なる環境ではとても弱くなってしまうのだと痛感します。

さて、移動時間は数時間。多少なり仕事などをするためにバスではなく電車を選び、移動中にいろいろ進めるぞ!と考えるのですが、移動時間は想定通りには使えません。揺れやトンネルによるネット接続不良、途中の乗り換えなどがあると、その都度集中力は途切れやすく、また、集中するには時間を要します。

作業を想定通りに進めるには、見積時間以上の確保時間が必要になるのですが、この確保時間が新幹線での移動中など、集中できるとは限らない環境におけるものだと、想定通りのパフォーマンスにならないことがあります。


進めようとしている作業に対して必要な時間を見積、その上で実際に確保できている時間が、見積時間以上になっているかを確認する。そして、その際は確保している時間での自分の状況がどうなるかも考慮する。こう書くと当たり前なのですが、意外と忘れがち。

あちこちに移動しながら仕事をするタイプの人は、つい、長い移動時間を作業のあてにしてしまいがちですが、早めに切り替えて読書や思考、休憩などの時間として扱うのがいいなと思います。

タスク管理については最近更新したこちらも合わせてどうぞ。


いいなと思ったら応援しよう!

モリジュンヤ
サポートいただけたらその分、執筆活動等に充当させていただきます!