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コーポラティブなメディア展開を探る

2025年2月18日に発売の『Web Designing』4月号「デザインとストーリー」特集にて、インクワイアが運営するdesigningが企画協力しました。BCG X 花城さん、Algomatic 國光さんとの鼎談記事にも同媒体の編集長である小山さんが出演しています。

デザインというドメインを盛り上げていくために、今回の取組のようにメディア同士が連携するという動きは非常に重要だと考えています。『Web Designing』には貴重な機会にお声がけいただき、大変ありがたく思います。

個人的に、この数年メディア運営に「コーポラティブ(協力的な、協調的な)」な要素を取り入れていくとしたら、どのような形があるだろうかという問いを持って、いろいろと取り組んでいます。

基本的には、メディアを運営する際に、オーディエンスや外部専門家や企業、他のメディアとの協力を進めていくことになるアプローチと考えていますが、どこまでコーポラティブにするのかのレイヤーで形が変わる。

「プラットフォーム・コーポラティブ」や「組合型株式会社」「協同組合」などのように、運営そのものを協調的にしていくということもひとつの可能性として考えられます。

運営のレイヤーからコーポラティブにするのはハードルが高くとも、企画レイヤーで協調的な取り組みを進めるのはまだハードルが低いと思いますし、これまでもそういった取り組みは実施されてきたはずです。

より意識的にそういった動きをつくりつつ、再現性ある取り組みにしていくことが求められているように感じています。昨年末に書いたオウンドメディアにも「共創」が必要というブログも、こことリンクしている。

まだまだ実践を重ねつつ、一定の成果を出し可能性を見極めていく段階ではあります。が、今後こうしたことが求められていくのだとしたら、インクワイアのような存在はどのような役割を担えるといいのか、ということは考えていきたいテーマです。

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モリジュンヤ
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