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情報が遮断できず、開かれすぎるSNS

Twitter(X)やThreadsなどのSNSはアクセスするとデフォルトで開かれるのは「おすすめ」というタブになっています。おすすめに表示される投稿が求めているものであればいいのですが、ほぼ全ての投稿は別に見たいものではないのが難点。

以前は、プラットフォームのアルゴリズムが各ユーザーが見たくないような情報を遮断する「フィルターバブル」や自分と似たような価値観や考え方のユーザーをフォローすることで同じようなニュースや情報ばかりが流通する閉じた情報環境「エコーチェンバー」が、人に不寛容さをもたらす要因として問題視されていました。他にも、「ウサギの穴効果」などもありますね。

今でもフィルターバブルやエコーチェンバーが問題であることは変わりないと思いますが、個人的にはアルゴリズムが見たくない情報を浴びせてきますし、開かれた情報環境であるがゆえのストレスが増えていることで、デジタルウェルビーイングが損なわれているように感じています。

ドラスティックな解決策としては、そもそもSNSを止めるというものになるのかもしれません。個人的には、SNSの良い面もまだ感じてはいますし、なんとかうまい付き合い方、使い方を模索していきたいところ。

各プラットフォームのアルゴリズムは、自らのクリックや視聴などのアクティビティにもとづいてフィードに表示するコンテンツを選択しています。であれば、おすすめに表示されるものが自分の求めているものになるように、ちょっと面倒ではありますが、少しずつアルゴリズムに学習してもらう動きをとっていくのが良さそうです。

2018年にサービス終了となったクローズドなSNS「Path」が非常に好きだったのですが、今でこそ求められているサービスなのではないでしょうか。クローズドだとネットワーク効果が働きづらいので、プラットフォームとしては厳しい面があると思いますが、なにか代替のサービスが出たら使ってみたいですね。




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モリジュンヤ
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