自分のメンタルコンディションを整える方法を覚えて自律して働く
インクワイアはフルリモートで、フルフレックスの働き方を選択しており、自由であると同時に、一定のセルフマネジメントの力量が求められる会社となっています。
いつでも、どこでも仕事ができるがゆえに「休む」スキルも非常に重要で、以前はこんなブログを書きました。
メンタルコンディションの整え方
休む以外にも、日常的に自分のコンディションを自分でマネジメントすることは欠かせません。以下は、自分のコンディションを整えるための方法として、社内でよくフィードバックしている内容を簡単にまとめたものです。
自分のメンタルコンディションをメタ認知する
調子は良い?悪い?
点数をつけると何点?
メタ認知のためにフィジカルの変化に着目する
メンタルの影響はフィジカルにも現れる
メンタルの変化よりも、フィジカルの変化のほうが気づきやすい
コンディションに影響を与えている要因を自覚する
なにが原因で良くなっているのか → 4へ
なにが原因で悪くなっているのか → 3へ
コンディションが悪化する要因を仕分ける
自分がコントロール可能な要因か、そうでないか
自分でコントロール可能な要因の場合、改善アクションをとる
自分のコンディションが悪化するときのパターンを知っていくと、改善の行動も取りやすくなる
自分でコントロールが難しい要因の場合、認知を変える、気持ちを切り替える
認知行動療法やコーピング、ジャーナリング等が参考になる
自分のコンディションを良くするためのアクションを最大化する
調子がいいときは、「なぜ調子がいいのか」を気にせずに行動しがち
不調なときにラーニングした自分のコンディションを整えるHowを明文化し、再現可能にする
セルフトークやアファーメーションなど、名前のついている方法論等もあるので知識を持って実践できるようにしておくと良い
こうしたサイクルを個人としてもチームとしても習慣にするために取り組んでいることもあるのですが、それはまたの機会に。
実践と内省を繰り返し、習慣にする
知識としてはこうした内容をインプットしておき、実践とリフレクションを重ねていくと、少しずつ自然とできるようになっていきます。
大事なのは習慣にすることなので、「どう習慣にするか?」という方法論と合わせてインプットしていくことをおすすめします。
以下は社内でも共有するおすすめの書籍の一部です。
高まる「書く」を磨くことの重要性
今回、自由度の高いワークスタイルにおいて、ウェルビーイングに働くために必要な知識を紹介しました。
必要となる知識に、「書く」「言語化する」という行為が含まれることが多いのは個人的に興味深いポイントです。
リモートワークにおいてはドキュメンテーションの力が求められるようになっており、その他の場面でも「書く」「言葉にする」という力が活きるようになっています。
編集やライティングを仕事にすることも多いインクワイアにおいても、引き続き「言葉」や「書く」を捉え直しながら、実践を重ね、社会に価値を還元していきたいと思います。