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コーチとしての編集者の可能性

「コーチ (Coach)」という言葉が最初に登場したのは 1500 年代。その語源は【馬車】でした。馬車の役割は、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」ということです。そこから派生してコーチングは、「人の目標達成を支援する」という意味で使われるようになりました。

コーチングの歴史

ふと、コーチングの歴史を調べてみたところ、コーチエイさんがまとめているこちらを見つけました。

ちなみに、「COACH」のブランド名は、馬車の代名詞であるハンガリーの町「Kocs(コチ)」が由来となっているそうで。いずれも、乗り物として大切なものを運ぶ、目的地に届ける、という意味が込められているようです。

コーチングの歴史を調べるきっかけとなったのは、先日『対立の炎にとどまる』の出版記念イベントでお会いした宮本さんのこちらのツイートがきっかけ。


自分自身はコーチとして活動してきたわけではありませんが、問いかけやフィードバック、サマライズなどの仕事は普段から実施していることでもあり、この「言葉」という共通項があるのだなぁと感じました。

以前からライティングとコーチングの間にあるグラデーションへの関心があったこともあり、今後はより深めていきたいテーマのひとつ。

最近は「編集顧問」や「顧問編集者」といった活動をされている方もふえています。これらの取り組みは発信に主眼が置かれている印象もありますが、コーチングのようにクライアントの内面に伴走できるポテンシャルもあるはず、と考えています。

経営者やリーダーに編集顧問として伴走し、エグゼクティブ・コーチのように成功や変容に貢献できれば、新たな可能性が見えてきます。

最近では、サステナブルな社会に向けて、影響力を持つリーダーの内面の成長に関する項目も登場しています。1人の編集者としては、コーチのような役割を担えるように精進していきたいと思います。


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