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「IDGs(Inner Development Goals)」は影響力を持つリーダーの内面の成長目標

ソーシャルセクターだけでなく、ビジネスセクターにおいても社会課題の解決に向けた取り組みが増加しています。それ自体は望ましいことではありますが、同時に考えなければならないのは課題の解決に取り組む人の変化。

SDGsについて語られることが増え、持続可能な開発目標をどう達成するかについての議論は増えていますが、その担い手である個人や組織がどうあるべきか、についての議論はまだまだ足りていません。

非営利かつオープンソースのイニシアチブである「Inner Development Goals (IDGs)」は、持続可能な開発目標を達成するために必要な集団の内側のスキルを説明しています。

IDGsには、「成人発達理論」のロバート・キーガン博士、「学習する組織」のピーター・センゲ氏、「U理論」のオットー・シャーマー氏も開発に関わっており、非常に注目です。

IDGsが示す内的なスキルは、5つのカテゴリと23のサブカテゴリで構成されています。誰にとっても必要な成長の指標であり、特に影響力を持つリーダーには不可欠な成長目標となるように設定されています。

IDGsにおける5つのカテゴリ

外的な変化と、内的な変化は連動するものだと思います。社会を変えようとするのであれば、その担い手である個人や組織の変容が必要になるのも必然です。

近年、社会的インパクトやゼブラ企業、B-Corpなど社会課題の解決と利益創出の両方を追いかけようという流れと合わせて、コーチングや組織開発などの領域への関心が高まっているのも理解できます。

こうした指針を踏まえながらいかに実践を重ねるかが重要なテーマになってきます。インクワイアでも「5つのBe」という内面の成長目標を掲げているのですが、これらの更新と実践に向けた取り組みも改善を重ねていきたい思います。


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モリジュンヤ
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