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インクワイアのナレッジシェア

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インクワイアが活動を通じて学んだ知識を集約・共有し、「ナレッジシェア」を行うマガジン。
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#コンテンツ

コンテンツづくりを始める前に「コンテンツブリーフ」で要件を定義する

オウンドメディアを運営する、採用コンテンツをつくる、事例コンテンツをつくるなど、企業にとってコンテンツをつくるニーズは多々あります。 コンテンツは多くの人が見たことがあり、「コンテンツをつくろう!」とすると、イメージができているように思いやすいもの。 一方で、複数の関係者とともにコンテンツづくりを進めていく際には、コンテンツをつくる上での様々な条件を確認することが欠かせません。 例えば、広告やマーケティングなどでは制作物を作成する前に「クリエイティブブリーフ(Creat

コンテンツづくりにおける品質・コスト・納期の「QCD」を考える

コンテンツメイキングでは、より良いコンテンツを、納得できる単価で、希望する納期までに届けることが求められます。これらの要素は、相互に関係して成り立っています。 製造業では、これらのバランスを考えることをQuality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字をとって「QCD」と表現されます。これらをすべて達成することは難しく、コンテンツをつくる際はこれらのバランスや優先順位を考えながら取り組む必要があります。 例えば、Quality(品質)を優先すると

コンテンツメイキングの工程を分解してみる

ありがたいことに、コンテンツづくりのご相談をいただく機会が多々あります。進行する際は、工程をできるだけ細かめに共有しつつ、今どの工程を進めているのか、次にどこを進めるのかを目線合わせをしています。 工程の一部が認識されていることはあれど、全体像が共有できていることは稀です。そのため、この工程についての考え方を共有する機会もあるのですが、良い機会なので簡単にまとめてみました。 コンテンツメイキングの工程順番を考慮しつつ、コンテンツづくりのステップを分解してみると、以下のよう

コンテンツづくりの変数を捉えて成長のための課題を設定する

製造業においては、「QCD」と呼ばれる大事な要素が存在します。QCDとは、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字を並べたもの。 4年以上前ですが、ferretにこんな記事を書きました。メディア運営やコンテンツ開発も、製造に関するナレッジから学べることが多々あります。 コンテンツ開発の変数QCDというわけではありませんが、コンテンツ開発のスキルを分解する際に以下のように分けられます。 質=Quality 速さ=Speed 量=Qu