野生の経営感覚、生きるための起業
企業家研究やソーシャル・イノベーション論を専攻している高橋 勅徳さんの著書『アナーキー経営学』を読みました。二郎系ラーメンやフグ釣り漁船、寺社のサイドビジネスなど、街中で見かける事象を経営学の観点から考察した内容が記載されています。
経営学という学問を一定以上の規模の企業における経営やそれに携わる人達に限定したものとするのではなく、より開かれたものとして捉えようというメッセージが込められています。そういう観点では、岩尾 俊兵さんの著書『世界は経営でできている』とも通じる点が