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止めずに書き続ける

先日取材したイベントでは、「ジャーナリング」がワークとして行われていました。

ジャーナリングは「書く瞑想」や「書くマインドフルネス」とも呼ばれ、その特徴である「止めずに書き続ける」という行為は、発想や思考を整理する手段としても有効です。

私たちは、つい考えたことをそのまま書こうとしてしまいますが、実際には「書く」という行為そのものが思考を進めたり、整理したりする効果を持つことがあります。むしろ、そのような効果の方が多いのかもしれません。

自分の中で思考や感情にブレーキをかけずに書き出してみる。時間を決めて、とにかく思いつくままに書くことは、思考を整理するトレーニングにもなり、一人でできるブレインストーミングの方法としても活用できます。

「書きながら考える」という行為の価値について述べていたのが、「プライベート・ライティング」という手法を紹介した書籍です。その中では、プライベート・ライティングの方法について次のように紹介されています。

  1. 肩の力を抜いて

  2. 速く書き続ける

  3. 限られた時間で

  4. 考える言葉で書く

  5. 思考に導かれるままに

  6. フォーカス・チェンジャーで新たな方向を探る

ジャーナリングの方法についての紹介と似たところもありますが、少し方向性付が異なりますよね。

読書猿さんの著書『アイデア大全』のなかでは、書く発想法として「ノンストップ・ライティング」が紹介されています。

それぞれ少しずつ言葉や方法は異なりますが、「止めずに書き続ける」という点は共通しています。

それだけ効果的な行為なので、関心ある人はぜひ試してみたり、やり方を学んでみてください。


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