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コンテンツづくりを始める前に「コンテンツブリーフ」で要件を定義する

オウンドメディアを運営する、採用コンテンツをつくる、事例コンテンツをつくるなど、企業にとってコンテンツをつくるニーズは多々あります。

コンテンツは多くの人が見たことがあり、「コンテンツをつくろう!」とすると、イメージができているように思いやすいもの。

一方で、複数の関係者とともにコンテンツづくりを進めていく際には、コンテンツをつくる上での様々な条件を確認することが欠かせません。

例えば、広告やマーケティングなどでは制作物を作成する前に「クリエイティブブリーフ(Creative Brief)」という、いわば設計書のような文書を作成します。そうすることで、目的、目標、ターゲットオーディエンス、予算、スケジュールなどの重要な情報をまとめ、認識をすり合わせます。

これはコンテンツづくりを行う際にも同様で、「コンテンツブリーフ(Content Brief)」をつくり、情報整理を行うことでコンテンツ開発における関係者の理解促進に寄与します。

コンテンツブリーフでは、例えば以下のような情報を記載します。

  • コンテンツをつくる目的

  • コンテンツの概要(100文字以内でまとめる)

  • 届けたいターゲット

  • 特に訴求したいポイント

  • コンテンツのフォーマット

  • コンテンツを届けるチャネル

  • アウトプットイメージに近いコンテンツの例示

継続して発信する際はテンプレートをつくっておくとおすすめ

これらの情報をまとめておくことで、事前に想定できる部分を確認でき、コンテンツをどのようにつくるべきかの検討にリソースを割きやすくなります。

これらの要件を整理することと合わせて、以下のようにQCDの検討もできると、コンテンツづくりにおける事前の検討がかなり進むはずです。


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