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「インタビュー」を開く

先日、UNLEASHで初めてのイベントを開催しました。公開インタビューという位置付けで、話を聞くプロセス自体をコンテンツ化するという挑戦です。

これまでずっと記事を書いてきましたが、記事にする過程で様々な要素を削っています。そうしないと、読みづらくなってしまうからです。インタビュー中の面白さ、インタビュー前後での雑談にも面白い点は山ほどあります。編集が入り過ぎない面白さを共有できたらいいな、と。今回のイベントはそんな考えからスタートしました。

当日のインタビューでは、説明的な情報の省略を意識して、1対1に近いコミュニケーションを展開しました。会場に来てくださった方にとっては、文脈等がわかりにくい点もあったかもしれませんが、結果的にテンポに心地よさを感じてもらえたようで良かったです。

とはいえ、より良くできそうな点も多々ありました。インタビューとはいえ、やはり参加者がいると話し手の意識が向き、トークイベント的になります。第三者のことを気にして話すことになるため、普段のインタビューのようにするのには難しさもありました。

また、インタビューにも色々です。今回は、テンポも速く、話があちこちへと展開する、内容でした。インタラクションと多い、ファストなインタビュー。追いつくのは大変ですが、情報量が多くて面白い。

ファストなインタビューではなく、じっくり感情や思考を深掘りするスローなインタビューもあります。soarのインタビューはスローな時間です。西村佳哲さんの奈良のフォーラムに参加したときは、イベントでありながらスローなインタビューの光景を眺めているような時間でした。いずれ、こちらの形式もトライしてみたい。

今後も、インタビューとトークイベントの間を探りつつ、ブラッシュアップしていきたいと思います。

▼イベント当日の様子はこちらからどうぞ。


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