Kindleアプリでのアシストリーダー機能を使用して音声読み上げしてもらう
今年の6月ごろからKindleのアプリで音声で読み上げてくれる機能が追加されていました。これまでもKindleを読み上げる方法はなくはなかったのですが、スマートフォンの機能などを利用する必要があり、少し面倒や不具合もありました。アプリ自体に機能が組み込まれると、よりスムーズに音声読み上げが利用できそうです。
とはいえ、どんな本でも読み上げてもらえるわけではなく、Kindleストアから購入した本やKindle UnlimitedやプライムReading、またはその他のKindleパートナーの公式ソースから利用している本などに限定され、本がアプリが入っている端末の読み上げ機能エンジンでサポートされている言語で利用可能である必要があります。
Kindleアプリで読書補助機能をオンにする方法は以下の通り。
iOS、Android、またはFireタブレット端末でKindleアプリを開く
読書補助機能を使用するコンテンツを開く
画面上部中央をタップし、読書設定メニューのAaを選択する
その他を選択し、読書補助機能をオンにする
画面をタップしてプレーヤーコントロールを表示する。プレイヤーコントロールでは、読み上げ速度のコントロールや30秒間ずつの巻き戻しが可能。
実際に試してみたところ、スムーズに読み上げをしてもらえました。読み上げ中の箇所をハイライトする機能もありますが、こちらはオンオフの設定が可能です。
ただ、一文の読み上げはスムーズなのですが、文から文へと移る際に少し聞いている側が求めているリズムとにズレを感じます(読み終わってからもう少し早く次に移ってもらえたほうがスムーズ)。
おそらく、読み上げ箇所をハイライトしていく速度に合わせているのだと思うのですが、この機能をオフにしても読み上げ速度に変化はなく、もう少し対策を探りたいところ。
少し気になるところはありますが、移動中に聴くものの選択肢に、ポッドキャストや音楽以外に、本の読み上げを加えられそうなのは、嬉しいですね。