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食べる体験に影響する情報

なにかを体験する際、背景にある知識や情報をどれだけ持っているかによって感じ方が変化しますよね。

映画やアート、音楽などの作品はもちろん、食事なども感じ方は変わります。飲食店のなかには、素材や調味料等に関しての情報を提供してくれる場合もしばしば。

使っている素材や調味料をどこから仕入れたのか、そこではどんな人物が
、どうやって作っているのか。食べ物を見る前、口に入れる前に、そうした情報に触れることで、想像を膨らませる。それもひとつの楽しみです。

口頭でそういった情報を教えてもらうケースはこれまでにも経験したことがありましたが、最近訪れた飲食店では話している内容に関する写真などもタブレットで見せてもらいました。

写真とセットで情報に触れると、自分の想像の余地は減ってしまいますが、実際にどのように作られたのかが明瞭になりました。食を楽しむために、こういうコミュニケーションもいいなという発見にもつながりました。

体験する際に、情報ばかりに気を取られないようにしないといけませんが、体験をより豊かなものにするために、どのように情報を伝達するのかのヒントは、日常のなかにも散らばっていて面白いですね。

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