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ものを長く使いたいと思う自分に整える

ものをつくる際の環境負荷を下げる、使わなくなったものを修理して使い続ける、使わなくなったものを誰かにゆずる、使わなくなったものを再利用する、資源化するなど、環境に配慮したものに対する向き合い方は変わってきています。一人ひとりが生活の場面で取り組みやすいのは、長く使いたいと思う自分に整えていき、実践することではないでしょうか。

「ロングライフデザイン」を掲げて活動してきたD&DEPARTMENTが、「デザイン」を名乗らない新しい“ロングライフデザイン”の提言である「ロングライフプロジェクト」をはじめました。

新しくモノを作り出しながら出来るだけ長く愛着を持って使い続けることを呼びかけて行くプロジェクトの最初のパートナーは、100円ショップの「Can★Do」という以外な組み合わせ。

以前、ナガオカケンメイさんは、プラスチックも経年変化を楽しむことができるものだと、おっしゃっていました。そうした考えをふまえて、テーマから抱くイメージと離れているパートナーといっしょに、「もの」でありつつも「もののまわり」にある様々なことまで視野に入れている。

なにかしらのプロジェクトをデザインするうえで、この取り組みから学ぶ点が非常に多いですね。

ものに対する向き合い方や提案についても、インクワイアの探究から生まれたプロジェクト「UNLEASH」でも小さく試していきたいと思います。


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