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大人になってからのシェア暮らし

僕は20代の半分をシェアハウスで過ごした。

最初は、大学を卒業してからの2年半。田端にある「まれびとハウス」というシェアハウスに住んだ。

駆け込み寺のような存在として認知されていたまれびとハウスには、本当にいろんな人が訪れていた。帰宅したら知らない人がいることもしょっちゅう。今思い返してみても、あれはなかなか新鮮な体験だった。

同居人も個性豊かだった。起業家、作家、官僚、クリエイター、地域おこし協力隊、会社員など、それぞれの道を歩んでいる。これだけ色々なメンバーが集まるというのも、”家”という共通項が成せることなのかもしれない。

2年半の月日を過ごしたまれびとハウスを出てからは、不動前へと引っ越した。次もまたシェアハウスで、男4人で1年半ほど暮らした。仕事の話をしたり、恋愛の話をしたりをしながら過ごした。まぁ主に仕事の話だったけれど。

まれびとハウスに暮らした時間と比べると、仕事を重視する暮らしになっていた。作業部屋を設け、iMacを置き、多くの時間をそこで作業して費やした。不動前という街や近所の武蔵小山を散策する時間もなかなか楽しかったが、同居人の一人が秋田に地域おこし協力隊として行くことになり、解散することになった。

その次は久しぶりの一人暮らし。アクセスの良さを重視して、中目黒を選んだ。横浜の大学に通っていた自分にとって、いつか暮らしてみたいと思っていた街のひとつだ。一度くらいは暮らしてみたいという気持ちもあった。

4年近くシェア暮らしが続いていたのだから、一人になると寂しさを感じるかと思いきや、案外寂しさもなかった。一人は一人で気楽で良い。しばらくはひとり暮らしをするかと思っていたのだけれど、結婚することになり、また引っ越した。

引越をするにあたって考えていたのが、次に暮らす家もシェアハウスにできないか、ということだった。「結婚してからシェアハウスするなんて」と思う人もいるだろう。僕自身、数年前だったら同じことを言うと思う。

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モリジュンヤ

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編集者。ソーシャルイノベーションと持続可能性の触媒を目指して、マネジメントやプロデュースなどしてます。 inquire Inc.代表、NPO法人soar副代表、IDENTITY共同創業など、小さな経済共同体が集まる生態系づくりを実践中。

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