書籍『ストイシズム』
古代ギリシャ・ローマにおいて発展した哲学思想の一つにストイシズム(ストア派)があります。代表的な思想家として、ゼノン、セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウスなどが挙げられます。
ストイシズムは、「美徳」を重んじて実践し、個人の道徳的・倫理的幸福を追求すること、分でどうしようもない事象にとらわれることなく、自分が向き合える事象に集中することなどを説いています。
個人的には、ストイシズムの思想はしっくりくるものが多く、好んで取り入れるようにしているのですが、『ストイシズム』という書籍では、思想家たちの言葉を引用しながらポイントをまとめています。
内容はワークブックのようになっていて、ストイシズムにとって重要な考え方を紹介したあと、それに対して自分がどう考えているかを問いかけるワークが90日分まとまっています。
引用されているのは、エピクテトス「語録」、マルクス・アウレリウス「自省録」、セネカ「生の短さについて」「心の平静について」「幸福な人生について」「ルキリウスに充てた道徳書簡集」など。
思想について深く知るにはこれらの書籍を読むのがいいですが、ストイシズムの思想に軽く触れたり、時折振り返ったりするためには、この書籍を読み返すのがおすすめかもしれません。
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