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組織にとって辛い出来事をみんなで共有する

楽しかった出来事だけ話すよりも、辛い出来事を話せたときのほうが、距離が縮まった感じがする。個人でもそうなのだから、組織においてもそうなのだろう。

今、inquireでは毎月オフサイトミーティングを実施している。2月のオフサイトでは、ファシリテーターにすすめてもらい、組織にとって辛い出来事をみんなで共有する「Significant Event Analysis(SEA)」というワークを実施した。

直近、組織におきた出来事でみんなが気になっているだろうことを共有し、それぞれがどう感じているのか、どうしたら解決できるのかについて話し合った。

ワークの後、メンバーも気になっていた事柄について話せて、すっきりした様子だった。なかなか話にくい辛い出来事や悲しい出来事について話すのは、組織にとっても結束を強めるのにつながるようだ。

調べてみると、「SEA」は元々、第2次大戦中にアメリカで開発された 「Crinical Incident Technique (CIT)」から発展したという。CITとは、重大な失敗したパイロットの事例をみんなで振り返り、改善点を出し、今後の課題を見つけるというアプローチだった。

SEAはCITから発展して、医療現場において個々の医師が経験した重大な出来事を振り返り、少数グループでディスカッションして今後の診療の改善につなげていく方法として生まれたという。

軍隊や医療など、人命のかかった現場で培われた組織を強くするためのプログラムは非常に参考になるものが多い。今後も、様々なプログラムを取り入れていきたい。


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編集者。ソーシャルイノベーションと持続可能性の触媒を目指して、マネジメントやプロデュースなどしてます。 inquire Inc.代表、NPO法人soar副代表、IDENTITY共同創業など、小さな経済共同体が集まる生態系づくりを実践中。

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コメント (1)
臭いものには蓋をする組織が多い中、「組織にとって辛い出来事をみんなで共有」というのは、信頼感と覚悟がないとできません。このような取り組みで組織をつよくしているのはとてもすばらしいと思います。
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