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会社の文化を醸成する「カルチャーエディター」という職種

inquireでは勉強会やイベントを積極的に開催しています。編集やライティングを生業とする人たちにとって、知識を仕入れることは避けて通れません。

チームにナレッジを共有しやすいように勉強会やイベントを企画し、内部向けのものだけではなく、外部向けのイベントなども設けています。

たとえば、最近外部向けに開催したイベントがこちら。

人の交流にもなり、思想や感性の共有もしやすく、開催すること自体がPRにもなる。勉強会やイベントは重要なコンテンツです。

海外では、こうした役割を果たす人に「カルチャーエディター」という肩書がつく例が生まれているようです。

海外のエージェンシーに生まれたカルチャーエディターは、トークイベントの企画、映画の上映会、識者を招いての討論会、ディスカッションイベントなど、様々なコンテンツを作成し、ステークホルダーとの関係構築を行っているとのこと。

アレクサンドル・スティパノビッチ氏は、代理店シャンデリア・クリエイティブ(Chandelier Creative)の「カルチャーエディター(Culture editor)」として、社風の鮮度を保つことが仕事のひとつだ。(中略)以前はイェール大学医学大学院で脳化学の研究をしていたスティパノビッチ氏は、シャンデリアの「サロン・シリーズ(Salon Series)」向けのトークイベントを多数企画してきた。最近のものには、エクアドルの石油汚染に取り組む2人の若者を追うドキュメンタリー映画『Oil & Water』の上映会や、デザインの権威ジム・ワロッド氏を招いてブティック文化の歴史と未来を論じた討論会、社会人向け講座「シンク・オーリオ(Think Olio)」との共催で言葉の暴力を考察したディスカッションなどがある。スティパノビッチ氏は、コンテンツの制作や新ブランドとの関係構築にも注力している。(引用:いままでにない 新しい「役職」を作った広告会社 5選:CPO、カルチャーエディターってなに?

トークイベントや勉強会などの場を自らオーガナイズし、人を集めてつながっていくというのは、訪れた人に大きな影響をもたらします。継続して場を運営していくことは、コミュニティづくりや文化醸成につながっていくはず。

日本で生まれている「インハウスエディター」も近い役割を担っているかと思いますが、より会社の文化や思想に近い役割を担っているのが、カルチャーエディターと言えるかもしれません。

編集スキルのある人材が組織内で発揮できる価値は、まだまだあるはず。英治出版オンラインの連載等を始め、今後はこういったテーマにも触れつつ、経営や事業にも影響するような編集的価値について考えていきたいと思います。


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inquire Inc. CEO。「社会変容の媒介になる」をミッションに、コミュニケーション・デザインや事業・組織づくりのお手伝い。「思いやり」のある経済をつくりたい。
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