劇場アニメ『ルックバック』観てきました
公開中の劇場アニメ『ルックバック』観てきました。「チェンソーマン」や「ファイアパンチ」などの代表作で知られる漫画家、藤本タツキの長編読切を原作にした作品。原作を読んだときも非常に感銘を受け、どう映像化されるのかが楽しみでした。
上映時間は約60分なので、サッと観られる尺なのもいいですね。一方、短いとはいえ、原作が読切ということもあって、アニメーションで加えられたシーンも多々あり、haruka nakamuraの音楽と共に、楽しんでみることができました。
個人的には、小学生の頃から「これを表現したい」というものがあったわけではなく、表現やセンスで他者と比較して絶望したり、刺激を受けたり、といった青春を過ごしてきたわけではありません。
そういう観点で感情移入できる部分は強くはないのですが、登場人物たちが葛藤を抱えながら「なんのために表現をするのか」という問いに向き合う姿勢から得られる刺激はありました。
こうした刺激をもらえるアニメ作品としては、昨年映像化された映画『BLUE GIANT』も近いかもしれません。あれもいい作品でした。
『ルックバック』、原作からでも映画からでも楽しむことができる作品です。未体験の人はぜひ。
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