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子ども向けプログラミング番組『テキシコー』に学ぶ5つの思考

思考法やフレームワークなどの情報に触れてみるのが半ば趣味のひとつなのですが、たまたま見つけたNHK教育テレビ(Eテレ)で放送される小学校3年生から高校生を対象としたプログラミング番組『テキシコー』が面白かったのでメモ的に。

「プログラミング的思考(テキシコー)」をパソコンを使わずに育むことができる新しいプログラミング教育番組として、佐藤雅彦さん監修のもと2019年12月から放送されています。NHK for Schoolで過去の放送回を無料で視聴できます。佐藤雅彦さん監修なだけあって、映像や音のリズムが気持ち良い。

この番組では「プログラミング的思考」を分かりやすく伝えるために、コンピュテーショナルシンキングやプログラミング的思考についての先行研究などを参考に、5つの思考に分解・整理をしています。この5つの思考は子どもに限らず、プログラミングに限らず、大事なこと。

  1. 小さく分けて考える(分解)

  2. 手順の組み合わせを考える(組み合わせ)

  3. パターンを見つける(一般化)

  4. 大事なものだけぬき出して考える(抽象化)

  5. 頭の中で手順をたどる(シミュレーション)

なにかの問題解決を行う際、これらの思考のいずれかを用いています。こうしたことを自覚できると、再現性を高めやすくなりますよね。これを子ども向けにわかりやすく、面白く番組にしているのはすごい。1回10分で終わるので、興味のある人はぜひ観てみてください。


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