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文化資源学と文化経営学

東京大学大学院人文社会系研究科に「文化資源学」という学問領域があるんですね。打ち合わせの相手の方が春からそこの文化経営学コースに通っているとのことで、ついつい盛り上がってしまいました。

文化資源学研究室は、2000年春に、東京大学大学院人文社会系研究科の中に誕生しました。正しくは、文化資源学研究専攻といいます。

文化資源学Cultural Resources Studiesという言葉も、この時にはじめて、わたしたちが使い始めました。それは、人間が生み出すさまざまな文化を、既成の観念や既存の制度にとらわれず、「ことば」と「おと」と「かたち」を手掛かりに、根源に立ち返って見直そうとする姿勢から生まれました。多様な観点から文化をとらえ直し、新たな価値を発見・再評価し、それらを活かしたよりよい社会の実現をめざす方法を研究・開発しようとするものです。

ようこそ文化資源学研究専攻へ

ここ1年ほど、デジタルアーカイブやコミュニティアーカイブ、文化人類学、オーラルヒストリーなどのテーマに関心を持っていたこともあり、この学問領域はかなり気になります。

今年度から社会人大学院生になっている知り合いも多く、忙しいそうではありますが、楽しそうです。30代後半、40代は新たに大学院での活動などにも挑戦したいと思います。

サポートいただいたらその分、執筆活動等に充当させていただきます。