サブスクの解約を簡単にすることを北米企業に義務付けるルールが発表
米連邦取引委員会(FTC)は10月16日、消費者が定期購読や会員登録を簡単に解約できるようにする法的拘束力のあるルール「Click to Cancel」を正式に発表しました。
このルールにより、販売者は消費者が登録するのと同じくらい簡単に登録を解約できるようにすることが義務付けられます。このルールは、米国で事業を行うすべての企業に適用され、違反した企業に対してFTCは法的措置を取ることができます。
FTCは昨年6月には、Amazonを「Amazon プライム」のキャンセルプロセスで提訴し、今年の6月にはAdobeのサブスクリプションを解約困難だとして提訴していました。今回のルールにより、より多くの企業に影響を与えそうですね。
国内でも、なんでこんなに解約をわかりにくくしているのかと感じるサービスは数多く存在します。日本国内でこうしたルールが整備されるのがいつになるかはわかりませんが、ダークパターンに陥ることなく、健全かつ倫理的にサービスが提供される環境になっていくことを願うばかりです。
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