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企業における知の編集

インクワイアは、自分たちでメディアをつくって運営する活動と、企業のニーズに合わせてオウンドメディアの設計や立ち上げ、運営伴走を仕事にしています。

メディアは継続して運営し、改善を重ねていくことが重要なのですが、そのためには重要なポイントに集中できるよう、体制やワークフロー、ガイドラインなど、様々な要素の整理が大切になります。

継続のために最も重要なのが、発信するためのネタな尽きないこと。自社の実践からの学びや、手がけたリリースの背景、業界や産業の未来に対する見通しなど、様々な要素が活性化しており、言語化していく必要なあります。

そうすると、発信の継続にコミットするために、社内にある知にアクセスする必要な生じることは必然です。そればナレッジマネジメントのようなものでもあり、企業を文化人類学するようなものでもあります。

ただ、リモートワークも増え、アジリティが求められ、プロジェクト化が進む中で、従来の実践知の振り返りや文化の捉え方にも変化が生じているのでは、というのがこの数年考えているテーマのひとつ。

より本質的に、社会の変化を捉え、未来を見通し、自社の事業や組織へのインストールを行う。そして、社内外のステークホルダーに対して知を伝えていくことは、必要不可欠な営みになるのではないか、と感じています。

こうした可能性について、次回のeditorial studiesでは「社内シンクタンク」をキーワードに探ってみたいと思います。

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モリジュンヤ
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