よい講座は共につくる
運営するメディアでは、活動の積み重ねによって生まれたつながりや知識などを活かして、「講座」を開発しています。記事や音声などよりも、さらに深く知恵を共有するために、大切なコンテンツです。
講座をよりよいものにするためには、よい講師の方々に登壇いただくことはもちろん、意欲があって主体的な受講生の方々、講師や受講生のみなさんが快適かつ安心して学べるようにするための運営。これらのかけ合わせが欠かせません。
「創造実践学」などを専門とする慶應義塾大学の井庭崇教授は、探究学習をより有意義なものにする役割として、ともに活動に参加して盛り上げ、内側から学習を促す「ジェネレーター」という概念を提唱しています。
講座の運営に携わる人は、このジェネーターであることを意識できるとよいと考えています。「ジェネレーターシップ」を発揮し、受講生とともに学んでいくことで、講座はよりよいものになっていくはず。
中世において大学とは、利害を同じくする学生や教師の組合団体という意味だったそうです。
ジェネレーターとして講座を一緒につくりながら、ともにつくる範囲をさらに広げていくようなことを目指していきたいですね。
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