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編集における価値創出フローの仮モデル

「事業活動における編集の価値をどう捉え、説明するか」

これは長く事業や組織などビジネス領域における編集者として活動してきて向き合い続けている課題です。

説明しやすいモデルやフローをまとめることは、クライアントなどに価値を伝える際に必要なだけではありません。

新しく編集者やライターとして活動していこうとする人たちに対して、どこにどのような価値があり、それをどう伸ばしていくのかを捉えやすくする目的もあります。

今回は、なんとかまとめて見ている図をシェアします。これが十分だとはまだまだいえないのですが、素案として社内で使っているものです。

編集の価値創出を大きく5つに分けて順序立てています。

  1. 調査

  2. 企画

  3. 調達

  4. 開発

  5. 流通

コンテンツ開発はこの1〜5を順番に進めていきます。コンテンツ開発以外のケースにも適用できるような言葉を選んで設定しています。

調査や調達等のフェーズは、そのフェーズの価値を磨くことができれば、その部分だけでも価値発揮ができると考えています。

例えば、調査であれば、ユーザーリサーチやフィールドワーク等が価値として確立できれば、編集として調査における価値が作り出せるのでは、と。

こうした発想をしていくことが、編集の適用先を広げていくことにつながると考えているのですが、なかなか思い至ることが難しいものでもあります。

より捉えやすく、価値として編集外の人にも説明可能なモデルとなるように、今後もブラッシュアップしていきたいと思います。

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モリジュンヤ
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