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「自己経営」の知を探索する

現代において「経営」という言葉は、企業や団体、店舗などの管理や運営を指す意味合いで用いられます。元々、この言葉は漢語から派生したとも言われており、「経」と「営」はそれぞれ以下のような意味を持ちます。

経:「通る」「経る」という意味があります。時を経る、道を経るなどの使い方で使われることが多い。また、経典や書物などを意味することもある。営:「生活をする」「仕事をする」という意味が基本となっており、活動や業を営むといった形で使われることが多い。

この言葉の意味を組み合わせて、「経営」という言葉になっており、「業を行い、それを通して生計を立てる」という意味合いが生まれているそうです。由来から考えると、経営という言葉は個人にも用いられるはず。

経営は英語で「マネジメント」と訳されます。「セルフマネジメント」という言葉も近年よく聞かれるようになりましたが、この言葉は「自己管理」という意味合いで用いられており、少しばかり狭い範囲を指しています。

管理するだけでなく、価値を見出し、育て、持続的に生計を立てられるようにするための「自己経営」のための知が求められていると感じます。その一方で、経営に関するナレッジはなかなか個人に向けたものとして共有されることは少ない。

サラサヴァシー博士(Saras D. Sarasvathy)は、2000年代初頭に起業家の実際の行動や意思決定プロセスを研究し、「エフェクチュエーション」を提唱しました。こうした理論も、不確実な時代において活きる個人が参考にできる点はあるはずです。

経営や起業に関する取材やリサーチを重ねてきたなかで、これらの知が個人の可能性をひらくためにも活用していけるはずだと考えています。経営や起業に関する知や理論の更新も進んでいるため、それをキャッチアップしながら、個人に向けても共有していけるよう、発信していきたいと思います。


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