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「メディアコンピテンシー」の重要性

マスメディアの発信する情報への信頼が低下しているという言及が増えてきました。とはいえ、SNSで発信される情報が信頼できるかというと、見極める難易度は非常に高い。

こうした情報環境のなか、デジタルから離れて仕事や生活をすることも難しくなっていて、共存のためにデジタルの適切な利用の方法「メディアコンピテンシー」を身に着けていく必要があります。

「メディアコンピテンシー」は、情報やメディアを効果的に利用し、理解し、評価する能力を指します。この概念は、デジタル時代において重要性が増している、個人が情報を適切に扱うためのスキルセットを含んでいます。

情報やメディアのリテラシーを含むスキルは、EUでは「Digital Competence Framework for Citizens」として提唱されており、デジタルコンテンツの作成や安全性と倫理などの要素と合わせて定義されています。

「Digital Competence Framework for Citizens」より

個人としてこうしたスキルを身につけていきながら、メディアやコンテンツに関わる仕事をしている立場として、こうしたスキルを身につけるための機会をつくっていかなければとも考えています。

先日、お知らせしたライティングに関する相談会は、その小さな一歩でもあります。この会はライティングを仕事にしている人向けの場ですが、メディアコンピテンシーに位置づくことを考え、習得する機会もつくっていければと思います。


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モリジュンヤ
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